家族が使うデバイスが増えれば、危機も増えるかもしれない
新型コロナウイルス感染症拡大の防止策として、政府が緊急事態宣言を発令して以降、外に出る機会はめっきり減ったはず。自分だけでなく、家族も一緒に家にこもることが多いのではないだろうか。
会社と比べて、セキュリティ対策が充実していない自宅での仕事や、個人所有のデバイスの利用では、サイバー攻撃の標的になる可能性が高まることは、想像に難くない。リモートワークを取り入れる際には、そのあたりに気をつけている人は多いはずだ。
同時に気にしないといけないのは、一つ屋根の下で使用するデバイスも増加する点。PC、スマホ、タブレット……。家族が接続しているすべてのデバイスと、そのセキュリティを確認しているだろうか?
家族のデバイスを覗き見しろと言いたいわけではない。セキュリティ的に、しっかりと保護されていることが肝心だ。たとえば、デバイスにセキュリティソフトをインストールすることは基本。安全を確認することが、これまでになく重要になる。
気をつけてほしいのは、IoT製品、テレビなど、インターネットに接続されるデバイスの数が増えているということだ。インターネットに繋がるものは、ソフトウェアを最新のものに更新する習慣をつけておくとよいだろう。