はいはーい、ラーメンの時間ですよ♪
今回ご紹介するのは、大阪・今里にある「麺や 福はら」さん。
2年半前に開業し、東京の名店「麺屋一燈」さん出身の店主さんによるお店ということもあり、オープン当初から人気で長蛇の列! その勢いは留まるところを知らず、今や押しも押されもせぬ大阪の名店に! 私が初めてこちらを訪れたのはオープン直後なんですが、その時食べた一杯に衝撃を受け、それからファンに。
今回は店主の福原さんに許可を頂き、開店前のお忙しい時間にも関わらず取材に応じて頂きました。
まずは福原さんの経歴を少し。
大阪出身の福原さんは、もともと食べ歩きが趣味で、サラリーマンをしながら10年以上前から色々なお店に行って、その情報をブログやmixiに書いていたそう。時には原付バイクで四国までうどんを食べに行ったりもしてたらしい……私も名古屋まで原付で行ったりしていたので親近感が湧きます(笑)。
そういった中で、当時は奈良にあった「無鉄砲 本店」さんで食べたラーメンに感動し、そこからラーメンの食べ歩きをしたり、本業の合間にラーメン屋さんでイベントの手伝いをしたりするように。
その後「麺屋一燈」さんで修業する機会を得て、脱サラして東京に。
「麺屋一燈」さんでの修業は3年半。グループ内の店舗で店長になり、人事や教育担当なども経験した後、2017年7月に満を持して地元である生野区の今里で「麺や 福はら」さんをオープン。その後、セカンドブランドである「ラーメンフクロウ」という二郎系のお店も鶴橋に出店。
長くなりましたが、ここからメインのラーメンを。
ラーメンの基本メニューはこの3種類
「芳醇鶏そば(塩)」
「芳醇鶏そば(醤油」」
「濃厚魚介ラーメン」
この日は「特製芳醇鶏そば 醤油」を注文。初めて食べて衝撃を受けたのがこのラーメン。
で、着丼〜♪
まずはスープを……。
大和肉鶏と水のみの鶏水系清湯スープは、鶏の美味さがしっかりと感じられるとともに、カエシの香ばしさとも相まって風味豊かな味わい。
自家製のストレート麺は、しなやかで口当たりの良さがたまらない!
この日のチャーシューは三田ポークに丹波鶏を使用。豚肩ロースは肉の旨みが、鶏ムネ&モモはしっとりとした食感がいずれも秀逸!
どれもこれもが美味しすぎて、余韻に浸りつつも気づけば完食〜。もちろん最後は完汁まで! ご馳走さまでした♪
ちなみに、もともとは醤油派でしたが、今は実は塩派に(笑)。
その塩がこちら。
見てくださいこのビジュアル!
澄みきった黄金スープが最高に美味しくて、大和肉鶏の美味しさをよりダイレクトに感じられます。
福原店主のこだわりは素材選びにも。
チャーシューは前述の通りですが、その他にもこの日の小麦は兵庫県産と奈良県産を使用。ネギは大阪産、小松菜も大阪の泉州産……と地産地消への取り組みをされています。この地に出店したのも「地域貢献、地域発展、そして地域への恩返し」との店主の想いから。その夢を実現するために、妥協することなく常に進化し続ける福原店主。
そんな想いの詰まったラーメン、皆さんもぜひ味わってみてくださいね!
<店舗データ>
【店名】麺や 福はら
【住所】大阪市生野区新今里5-1-8
【営業時間】11:00~14:00、18:00~22:00
【定休日】不定休
【最寄り駅】近鉄大阪線・奈良線「今里」駅から徒歩約4分
地下鉄千日前線「小路」駅から徒歩約10分
<ライタープロフィール>
だいち Daichi
大阪府在住。年間300食以上を食べ歩くラーメンインスタグラマー。普段はバイク移動をしており、美味しいラーメンを求めて気の向くままにラーメン店巡り。仕事柄出張が多いことから、Instagramには全国のラーメンをポストしている。
本人Instagram @ramentimes
Twitter @elground7s