フラッシュメモリーなどに強い、アキバでも老舗ショップとして知られる「テクノハウス東映」が来月に移転することが分かった。5月24日(日)をもって現在地での営業を終了、翌5月25日(月)より移転オープンの予定だ。
創業1946年の東映無線株式会社が運営するショップで、現在入居する末初ビルにて実に33年間営業を続けてきた。近年はPCパーツ系などの取り扱いが減っていた一方で、フラッシュメモリーに強いショップとして知られており、入荷の早さと多数の特価品で注目を集め続けてきた。
移転先となるのは、東京ラジオデパートにある東映無線ラジオデパート店(現在は休業中)の場所。店舗面積はだいぶ狭くなってしまうが、ショップによれば「アイテム点数は少なくなるが、取り扱いのカテゴリーは変わらず、同じ感覚で買い物をしてもらえるようにしたい」とのこと。
移転後の店名はテクノハウス東映から変わらず、営業時間は10:00~19:00となる見込み。同店では移転する5月24日まで「移転セール」を行なうほか、移転オープン後もセールを予定しているという。なお、近隣で営業している系列店の東映ランドは、今後も変わらず同じ場所で営業する。
ちなみに同店によると、移転の理由は「テナント契約の問題」という。また、「ザ・コンことLAOX THE COMPUTER館の閉店後、人の流れや周辺の客層が変わってしまった」という理由も根底にあったようだ。通い慣れた場所から東映の看板がなくなるのは寂しいが、ここは移転後のリニューアルを楽しみに待ちたい。