サブリース規制へ向けた賃貸管理適正化法案に必要な備えとして、不動産価値分析AIクラウドサービス「Gate. Investment Planner」をフルリニューアル
リーウェイズ株式会社
サブリース事業者向けにリスク説明の裏付け強化、サブスクリプションモデルで利用料2万円/月から提供
不動産テックサービスを開発・運営するリーウェイズ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:巻口成憲、以下リーウェイズ)は、1億戸以上の物件情報を元にデータをAI分析し、将来50年に渡る賃料、空室率、物件価格などのリスク情報を高精度に出力できる「Gate. Investment Planner(IP)」(以下、Gate. IP)をフルリニューアルいたしました。
【Gate.IPとは】
Gate.IPは膨大なビッグデータをもとに、不動産投資における将来のリスクを高精度に出すことが可能な不動産価値分析AIクラウドサービスです。不動産オーナーへのリスク説明に必要な、物件の収益価値を総合的に算出できる国内唯一の不動産投資プラットフォームです。Gate. IPは、1物件あたりの不動産価値分析を自動的に出力し、ボタン1つで多角的に不動産価値分析を画面上に表示することが可能です。現在、銀行や不動産会社など約140社が既に導入しています。月額2万円(税別)~、初期費用10万円(税別)でご利用頂けます。
【リニューアルの背景】
スルガ銀行の不動産融資問題で発覚した、サブリース事業者のずさんなリスク説明を発端に法整備の動きが始まりました。国土交通省が提出した「賃貸管理適正化法案」は、このサブリース事業者の規制を想定した法案です。サブリース事業者の「リスク説明義務化」が骨子で、サブリース契約をする顧客(オーナー)に対し、その物件の賃料下落や、空室率などの説明が必須となり、これまでより更に詳細なリスク分析が必要となります。これまで不動産業界では、物件の価値判断となる将来の空室率、家賃の下落率などの予測のほとんどを事業者の勘と経験に頼ることが多く、正しく説明することが困難でした。また、計算式に則って裏付けを作るにしても、人力で大変時間のかかることが多いのが実情でした。
【フルリニューアル版の特徴】
「AI精度の向上」より細かい土地要素データを追加
「分析項目の追加」
「表示項目カスタマイズ機能」で必要な項目のみの表示で印刷が可能
「物件・顧客管理機能」で顧客情報を一元管理
より見やすくわかりやすく表示するためのデザインの印刷
この度のリニューアルにより、不動産リスク分析がより身近になり、不動産投資市場の活性化することを目指します。リーウェイズは、今後も不動産投資人口の拡大と業界活性化に向けて、ブラックボックス状態の日本の不動産に対して価値の透明化と信用度の向上に挑みます。
*サブリースとは、アパートなどの所有者から建物を一括で借り上げ、入居者に転貸するビジネスです。この「賃貸管理適正化法案」はサブリース事業者や関連企業が所有者へ不当に勧誘することを禁止し、契約締結前に書面での説明を義務付けるものです。違反した業者には業務停止命令が課せられます。
【不動産投資市場に停滞を招く背景】
世界2位の不動産投資市場を持つ日本ですが、投資家人口は約2.5%と少なく、「投資は怖い」「信用ができない」などを理由として不動産投資のハードルが高くなってしまっています。
オーナーから事業者が物件を借り上げて転貸を行うサブリースは、家賃収入の補償として地主向けの賃貸住宅建築の販売促進として利用されるケースがあります。事業者がオーナーに対しリスクの高い強引な提案をしておきながら重要事項の説明を怠ったがために、サブリース事業者が倒産し、多くのオーナーが破産に追い込まれた「かぼちゃの馬車事件」など、近年トラブルも増加し、社会問題化しています。
このような事件は業界全体への信用を落とし、不動産市場を停滞させつつあります。
【不動産価値分析AIサブスクリプションサービス「Gate.IP」 https://www.ai.gate.estate/】
「Gate.IP」は、不動産業者様や金融機関様が正しく長い目での物件の現在価値を分析するための唯一のツールです。物件の将来の経済価値を現在価値に換算し、不動産投資リスクを明確化します。10年前から蓄積してきたデータは現在1億戸以上に及び業界一のデータ量を誇ります。2020年3月時点で、一都三県に加え愛知、大阪、京都、兵庫、福岡が分析可能となっており、対象地域は順次拡大の予定です。
※「Gate.IP」実際の画面
全期間利回り(IRR)を出力できるのは全国で「Gate.」だけです。
【会社概要】
会社名:リーウェイズ株式会社
代表取締役:巻口 成憲
本社所在地: 東京都渋谷区渋谷2-6-12 ベルデ青山5階
設立日:2014年2月3日
資本金:4億67,04万8,356円(資本準備金等含む)
事業内容:不動産テックサービス開発・提供
ビジョン:世界的にもブラックボックス状態の日本不動産の「真の価値」の透明化と、信用度の向上
ミッション:不動産投資人口の拡大と、業界活性化の推進
URL:https://www.ai.gate.estate/