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開場前から100人以上の列!Threadripper 3990Xの国内発売も飛び出した「なんばDIY祭り2020」レポート

2020年02月03日 11時00分更新

文● ジサトラハッチ 編集●ASCII

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Threadripper 3990Xの国内発売は2月8日11時!

 いざ開場すると、まず入り口に入って正面にあるAMDブースに長蛇の列ができた。昨年には、7nmプロセスを採用した製品をいち早く市場に投入し、今勢いのあるAMD。ブースではTSUKUMOと同様に「Ryzen Threadripper 3970X」を搭載したPCによるデモンストレーションなどが行なわれ、かなりの注目を集めていたが、まずはそのAMDのノベルティーをゲットしようと、来場者が集まったようだ。

開場開始からしばらくは、入り口付近からずっとAMDブースまで長蛇の列ができた

AMDブースでは、「Ryzen Threadripper 3970X」搭載PCによるデモンストレーションが行なわれたほか、X570チップセットまたはTRX 40チップセット搭載の最新マザーボード、ASUSのWiFi6対応ルーターなどが展示されていた

 本イベントでは15社によるセッションも行なわれたが、そのトップバッターはAMD。こういったイベントではおなじみとなった 日本AMD株式会社 ジャパンマーケティング本部 マーケティングスペシャリスト 佐藤美明氏が登壇し、先月米ラスベガスで開催されたCES 2020にて発表された内容を解説した。

ベレー帽がトレードマークの日本AMD株式会社 佐藤美明氏

 AMDは昨年で50周年を迎え、その記念グッズをいくつかイベントやキャンペーンでプレゼントしていたが、その貴重なグッズをセッション内でのじゃんけん大会用にも持ってきたという。イベントの最後に行なうのかと思いきや、セッションの最初と最後2回じゃんけん大会を行なう粋な計らいで、初っ端から1回目のじゃんけん大会を行なった。目玉はAMD担当の筆者も実物を見たことがない、AMDとセイコーがコラボした50周年記念腕時計。

昨年の7月に行なわれたTwitterキャンペーンでわずか15名にプレゼントされた貴重なAMD50周年腕時計を見せる佐藤氏

もちろんじゃんけん大会は大盛り上がり

 佐藤氏のセッションでは、CES 2020で明かされたRyzen 4000シリーズのモバイルプロセッサー、Ryzen Threadripper 3990X、先月発売されたばかりのRadeon RX 5600 XTについて言及。

Ryzen 4000シリーズは、7nmプロセスルールが採用された最新のモバイルプロセッサー

ここ最近の一般的なモバイルプロセッサの進化は、緩やかだったが、今回のRyzen 4000シリーズは、一気に性能がジャンプアップしたとアピール

Ryzen 4000シリーズのラインアップ。ついにモバイルプロセッサーでも8コア/16スレッドという多コアを実現

Core i7-1065G7とRyzen 7 4800Uの性能の比較。シングルスレッド性能の差はわずかだが、マルチスレッド性能で90%、グラフィックス性能で28%勝るという

クリエイター用途での性能差

ゲームでの性能差。グラフィックス性能をあまり必要としないLeagu of Legendsのみわずかに負けているが、そのほかは勝っている

グローバルでの発売が2月7日と迫っているRyzen Threadripperの最上位3990X

すでに発売されているRyzen Threadripper 3970XのCINEBENCH R20のスコアーである16000後半を優に超える25000ほどと、とても高いスコアーを有するとのこと

 また、このセッションでは、本邦初となる国内発売日について、佐藤氏からグローバルの発売時間が日本時間2月7日23時と、とても遅いため日本では2月8日午前11時から発売する予定であると発表された。

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