VAR LIVE JAPANは1月5日、東京・秋葉原の「シューティングカフェ&バー AKIBA★BASE」にて、VRアーケードゲーム「VAR BOX」の紹介イベントを実施した。
VAR BOXは、65インチの縦型4Kディスプレーとヘッドマウントディスプレー、ガンコントローラーがセットになったアーケード筐体で、競技性の高いコンテンツによる「VR eスポーツ」を重視したVRマシンだ。
現在提供中のコンテンツは、ターゲットシューティングによるスコアを競う「DOUBLE TAP」と、オンラインでのチーム対戦「OVER KILL」。
また2020年中には、襲い来るゾンビたちと戦いながら生き残るサバイバルシューティング「ZOMBIE CRISIS」をリリース予定としている。今回のイベントでは、「DOUBLE TAP」のプレイを体験できた。
アーケードでやったガンシューティングがVRで快適さ&臨場感アップ
「DOUBLE TAP」は、ガンコントローラーでターゲットを射撃し、その正確さ、スピードを競うスコアアタックタイプのゲームだ。いくつかモードがあるが、今回は標準的なルールの「ゾンビストリート」をプレイした。
このモードでは、フィールド上のゾンビのイラストが描かれたパネルを撃っていくモード。頭に当たればヘッドショットで5ポイント、胴体に当たれば3ポイントで、クリアタイムやコンボ数、外した数などでもスコアが変わるようだ。
武器になるハンドガンの弾は12発。撃ちきったら銃を下に向けることでリロードできる。頭上のオレンジ色のマークを狙うとそこにワープ移動できるので、なるべくターゲットに近づくと当てやすい。
それでは早速プレイ……と言いたいところだが、VAR BOXには、「VAR LIVE」という専用のスマホアプリがある。これは自分のアカウントを登録しておくことで、ゲームプレイのスコア記録をつけたり、ゲームの最新情報、他プレイヤーのスコアランキングなどを見られるアプリだ。
ゲームのプレイ前に、VAR BOXの液晶画面に表示されるQRコードをアプリで読み込むことでアカウントの連携ができ、プレイスコアが自動的に記録されるほか、キャラクターのスキンなども変更できる。プレイする際は忘れずにやっておきたい。
アカウントを連携したら、次はいよいよ実際にプレイ。ヘッドマウントディスプレーを装着し、ガンコントローラーを握ってゲームスタートだ。
実際にプレイしてみると、VRの臨場感でシューティングが楽しめるのはもちろんだが、その快適さに驚いた。VRゴーグルが軽く付け心地がいいのに加えて、真上からケーブルをつなぐ形で360度どこを向いてもケーブルが邪魔にならない。
ガンコントローラーの使い心地もよく、射撃時の銃のリコイル(反動)を再現しているので、ガツンと手に響く感じがさらにリアリティーを高めてくれる。
今回初めてプレイした筆者のスコアは423。思ったより射撃が難しく、最初の方はかなり外してしまったが、後半は構え方を変えてサイト(照準器)をつかって狙うようにすると思ったところを撃てるようになった。
このゲームではターゲットの位置は固定なので、位置を覚えていけばもっとスコアが上がりそうだ。シンプルなだけに、ランキングトップクラスのスコアを狙うのはかなりシビアになってくるのではないだろうか。