設定や管理が楽なメッシュWi-Fi+スマートスピーカーのセット販売
一戸建ての家族みんなでWi-Fiを使うなら「Google Nest Wifi」はオススメ!
2019年12月16日 12時00分更新
いきなり話しだすので音量に注意!
拡張ポイントの電源を入れると、こちらはGoogle Nest Hubなどのように「Google Homeを使って設定してください」という旨のメッセージを喋りだす。特に大げさなマニュアルがあるわけでもなく、ボディーにはマイクをオフにするスイッチとマイクの穴、スピーカー用の穴、そして電源用の端子が1つあるだけだ。
最初に喋りだすメッセージが家中に響くかというようなボリュームで鳴り響き、夜に設置していた筆者は家族から大ブーイング。あとから気がついたのだが、上面はタッチセンサーになっていて、ボリューム調整ができるようになっていた。底面にあるLEDの光もボリュームの大きさに比例するように明るくなったり暗くなったりする。
ルーターと同様にGoogle Homeアプリで自動的に認識して、底面のQRコード(こちらはシールになっていてはがせる)を読み取ってWi-Fi接続し、アシスタントとメッシュ接続の設定をする。設置場所の名称を決めたら完了だ。
メッシュネットワークに関しては、いまさら詳しく説明することもないだろう。念のためざっくり言うと、1つのSSIDで複数のWi-Fiアクセスポイントからアクセスできるため、利用者はとくに場所によって設定を変える必要もなく、最適な接続でネットへアクセスできるというもの。広い家でも網目状にアクセスポイントを配置することで、Wi-Fiルーター1つでまかなうより通信速度の低下を抑えつつ、家中まんべんなく通信できる環境を構築できるのが特徴だ。
Wi-FiはIEEE 802.11ac対応で、ルーターは4×4(5GHz)/2×2(2.4GHz)、拡張ポイントは2×2(5GHz/2.4GHz)アンテナを内蔵。およその電波のカバー範囲はルーターが120平方メートル、拡張ポイントが90平方メートルとのこと。普通の戸建てならルーターだけでこと足りそうな気もするが、2階、3階建てとなれば、各フロアに最低1つは設置したいところ。
あまりルーターや拡張ポイント同士が近すぎず離れすぎずの場所に設置するのがポイントで、離れすぎてしまうと速度が低下してしまうため、妥協点を見出すか、部屋ごとに設置するぐらいの勢いで導入するかのいずれかだ。