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シャオミの日本向け製品は1万円を切る本格炊飯器も!

2019年12月09日 20時00分更新

文● オカモト/ASCII

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 国内市場参入第1弾のスマホとして「Mi Note 10」「Mi Note 10 Pro」を発表したシャオミ。しかし、同社の製品はスマホに留まらない。IoTやライフスタイル製品を、本国では2000以上を展開しているという。

以前からウワサになっていたシャオミ製の炊飯器も日本上陸

 今回の国内参入でも炊飯器のような白物家電も発表されたので、本記事でまとめて紹介しよう。

スマホ以外に今回5製品が発表された

ウェアラブル端末でも世界シェア上位のシャオミ
約4000円の「Miスマートバンド4」をリリース

 まずは「Miスマートバンド4」。0.95型有機ELを搭載し、TPU素材のバンドがセットになったシンプルなウェアラブル端末で、価格は税抜3980円。

 ランニングやスイミングなど、各種運動の測定のほか、睡眠モニタリング、アラーム機能を装備。スマートフォンと連携して、着信やアプリの通知、音楽再生の操作なども可能。対応デバイスはAndroid 4.4/iOS 9以降。通常利用で最大20日のバッテリー持ちも特徴である。

シンプルかつ安価なウェアラブル端末「Miスマートバンド4」

 つづいてはモバイルバッテリーの「10000mAh Mi 18W 急速充電パワーバンク3」。出力側はType-A×2で、1ポートあたり最大18W(2ポート利用時は各最大15W)と機能的には目立ったものはないが、税抜1899円という価格が魅力。充電側はmicroUSB/USB Type-Cの両対応で、最大18W(9V/2.1A、12V/1.5A)と高速充電が可能。

続いてはモバイルバッテリー

価格の安価さが目玉か

厚釜にスマホ連携機能もあって約1万円のIH炊飯器
スーツケースもなかなか本格的

 製品名ですべてがわかる「Mi IH炊飯器」は、3mmの厚釜を用いた5合炊きでありながら、税抜9999円。シャオミの炊飯器は中国以外での展開は初とのことだが、日本での報道でもすでに伝えられているように三洋電機の技術者を招いて開発を進められた本格派だ。

当然ながら表示などは日本語化されている

蒸し器として使うための内蓋やしゃもじの形状にもこだわりが多数とのこと

 スマートフォンからの操作が可能になっているのが現代的で、帰宅タイミングに合わせて遠隔操作したり、ご飯の固さを調整できる。また、シャオミのサイトを見ると、鳥を一羽丸ごと使う煮込み料理や海鮮粥、温泉卵などの調理例も掲載されていて、このあたりは中国的。さらに蒸し器として使うための中ぶたも付属する。もちろん製品は日本語化されており、釜の内側に刻まれた表示も日本式だ。

こちらが実際の釜。厚釜であることをアピール

内側の目盛りは当然ながら日本流の1~5合表記

 スーツケースは2製品で、こちらも海外初展開。スマホとの連携機能やモバイルバッテリー機能などは特に無い、シンプルなスーツケースだが、メジャーブランドへのOEM経験も豊富な企業と組んで開発しており(こうした企業をシャオミでは「エコシステム企業」)、こちらもしっかりとした印象の製品となっている。

 まず、「Xiaomi メタルキャリーオンスーツケース20インチ」は、アルミニウム-マグネシウム合金を用いた軽量かつ頑丈なスーツケース。ロックもTSA承認タイプがデュアルでしっかりとしている。総外寸は551×383×203mmとギリギリ機内持ち込み可能のサイズではあるが、ケース自体の重量が約4.2kg。実際に持ち上げると、見た目からすれば案外軽いという印象となるが、LCCでは総重量が気になるところ。価格は税抜1万7900円。

外見に反して、持ち上げると案外軽い

スーツケースは専門の説明員もいるなど、展示に力が入っていた

 「Xiaomi クラシックスーツケース」はよりシンプルなポリカーボネート製のスーツケースで、容量は38L。こちらもロックはデュアルになっている。ブルー、グレー、ブラックの3色が用意されており、価格は税抜7990円。

こちらはポリカ製のスーツケース。人が踏んでも大丈夫というデモも


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