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アップルの「アクセシビリティ」を学ぶ − 青森県のユニークな講座とは?

青森の障がい者・シニアがiPhoneを積極的に使える理由

2019年12月01日 10時00分更新

文● 山本敦 編集●飯島恵里子/ASCII

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iPhoneのカメラを向けた被写体をディスプレイに大きくズームアップして表示できる「拡大鏡」

iOSのアクセシビリティには一般にも広く役立つ機能が揃っている

 iOSで活用できるアクセシビリティの中には、たとえばiPad、iPhoneに搭載されているカメラとディスプレイを使った「拡大鏡」のように、一般にも広く役立つ機能も数多く揃っている。AirPodsを装着した状態で「ライブリスニング」の機能をオンにすると、iPhoneやiPadの内蔵マイクが会話相手の声を増幅して、デバイスを向けている相手の声が聞きやすくなる機能は筆者もインタビューの際に使うことがある。

AirPodsを装着して、iPhoneのマイクを向けた方向の音を増幅して聞ける「ライブリスニング」

 来る2020年の8月末には、東京パラリンピックが開催される。また5月にはアクセシビリティに関連する技術に触れられる祭典「GAAD」も予定されている。すべての人がともにクリエイティブな生活を送るためのテクノロジーについて考える良い機会となりそうだ。その前にぜひアップルのサイトを訪れて、多種多様なアクセシビリティの内容を確かめてみてほしい。または全国のApple直営店で定期的に開催されている、アクセシビリティをテーマにしたToday at Appleに参加することも、全容を知るための近道になると思う。

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