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携帯電話基地エリアから収集した人口統計情報やJAXAの地上観測データが利用できる

さくらインターネット、Tellusに「モバイル空間統計」および「つばめ」画像を追加

2019年11月11日 15時00分更新

文● ASCII

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Tellus上で東京の人口統計情報を表示した画像

 さくらインターネットは11月7日、クラウド上で衛星データの分析ができる衛星データプラットフォーム「Tellus(テルース)」に人口統計情報「モバイル空間統計」と人工衛星「つばめ(SLATS)」画像を追加したと発表した。

 モバイル空間統計はドコモ・インサイトマーケティングが提供する人口統計情報。基地局エリア情報を基に作成され、「性別」、「年代」、「居住エリア」、「国・地域」などの切り口から人口統計を分析することができる。1都2府13県の人口統計情報が追加された。

つばめにより撮影された神宮球場の画像

 つばめ(SLATS)は、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)の運用した超低高度軌道試験機。2019年4月2日~5月10日までの間、解像度1m以下で地表を観測。今回、5月15日にTellusで公開した35枚の画像とあわせて56地点267枚の画像を閲覧できるようにした。

 つばめのデータの使い方について、Tellus公式オウンドメディア「宙畑」で記事を公開している。

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