サブウーファー内蔵のサウンドバー「DHT-S216」
ディーアンドエムホールディングスは11月8日、デノンブランドのサウンドバー「DHT-S216」を2019年12月上旬に発売すると発表した。
およそ幅890mmと、比較的コンパクトなボディーを採用しながら、ツイーターとミッドレンジドライバー、エンクロージャーの底面に向けて、2基のサブウーファー(75mm)を搭載。一体型ながら、リビングルームを満たす低音再生を実現したとしている。
入出力は、HDMI入力×1、HDMI出力×1、光デジタル入力×1、アナログAUX入力×1。音声フォーマットはDolby Digital、DTS、AAC、リニアPCMに対応する。ARC、HDMIコントロール機能に対応し、同機能に対応したテレビとHDMIケーブルで接続すれば、テレビ音声のDHT-S216での再生や、テレビのリモコンでのDHT-S216の音量調整、電源オン/オフといった操作が可能になる。また、バーチャルサラウンド技術DTS Virtual:Xにも対応する。
サウンドチューニングはデノンのHi-Fiコンポーネントのサウンドマネージャーと音質担当エンジニアが担当。スピーカーユニットの基本設計からエンクロージャーの形状、吸音材の分量・配置など、ベースとなる「音の良さ」をしっかり磨き上げたとする。DSPによる補正に依存せず、Hi-FiコンポーネントやAVアンプにも通ずる音にまとめた。
Bluetooth入力にも対応し、スマートフォンやPCとBluetooth経由で接続しての利用も可能だ。
価格はオープンプライスで、実売価格は2万5000円前後になる見込み。