アップルは「AirPods」の上位モデル「AirPods Pro」を発表した。価格は税抜2万7800円（ワイヤレス充電ケース付き）。ウェブのAppleStoreではすでに注文を受け付けており、店頭での販売は10月30日から。
AirPods Proは軸部分が小型化されるなど、デザインを一新。イヤーチップについてはシリコン製のサイズが異なるものが3つ付属する。機能面での注目は何と言っても、アクティブノイズキャンセリング機能。周囲の状況を分析し、1秒間に200回、連続的に調整されてノイズが取り除かれる。また、外部音取り込みモードも用意されており、周囲の環境音を聞きながら音楽が楽しめる、ちょうどいい量でのノイズキャンセリングが有効になる。このモードの切り替えは、軸部分の感圧センサーの長押しでのタッチで可能。
本体サイズの小型化や機能強化は、アップル独自設計の「H1チップ」で実現。レイテンシーが少ないオーディオ処理やノイズキャンセリング機能、Siriとの連携などの同時処理を可能にした。
バッテリー駆動時間はAirPodsと同じ5時間。アクティブノイズキャンセリングモードでは最大4時間半の再生、または最大3時間半の通話が可能。ワイヤレス充電ケースでの充電で、24時間以上の再生、または18時間以上の通話に対応する。
カラバリは従来と同じくホワイトの1色。イヤフォン部分（1個）のサイズ／重量は、30.9×21.8×24mm／5.4g。充電ケースは、Qi対応の充電器またはLightningコネクタに対応。サイズ／重量は60.6×45.2×21.7mm／45.6g。
