バラクーダネットワークスジャパン株式会社
~SD-WAN管理の効率化とクラウド接続の最適化、マルチクラウド環境全体をスケーラブルにセキュリティを自動化~
バラクーダネットワークスジャパンはBarracuda CloudGen Firewallリリース8を発表しました。新バージョンではSD-WAN管理の効率化、クラウド接続の最適化、およびマルチクラウド環境全体のスケーラブルなセキュリティ自動化を実現します。
世界中の企業がデジタル変革を推進するにつれて、分散作業、クラウドインフラストラクチャ、およびアジャイル開発に移行する企業はますます増加しています。ガートナーによると、わかりやすさ、スケーラビリティ、柔軟性、待機時間の短さ、および拡散するセキュリティへの需要によって、WAN(ワイドエリアネットワーク)エッジ市場とネットワークセキュリティ市場の集中が推進されており、クラウドベースのaaS(as a Service)提供モデルを主とするSASE(Secure Access Service Edge)が生み出されています。 1
バラクーダ、ネットワークセキュリティ担当バイスプレジデント、Klaus Gheriは「SD-WAN管理は複雑になる可能性があります。多くのSD-WAN製品は、導入に時間がかかるため、正しく設定しないと、攻撃を受ける可能性があります。Barracuda CloudGen Firewallは、パブリッククラウドインフラストラクチャと統合されたオールインワンのSD-WANソリューションであり、必要なセキュリティと接続をさらに簡単に確保するように設計された多くの新しい機能を実装しています。 」と述べています。
Barracuda CloudGen Firewallリリース8は、導入を効率化し、可視化、および管理するさまざまな自動化機能を実装しています。新しい機能は下記のとおりです。
インターネットへの直接接続の最適化: インターネット上にホスティングされたアプリケーションに使用できる最適なアップリンクを自動的に選択し、使用可能な接続を監視し、最適なアップリンクの優先度を動的に設定します。
WANパスコントローラダッシュボード: Barracuda Firewall Insightsの機能に基づいて構築されており、ネットワーク上のグローバルなSD-WANデータとリモートのシステムステータスを動的に表示します。WANリソースの使用を効率化するだけでなく、アプリケーションパフォーマンスを向上することもできます。
Azure Virtual WANとの自動的な統合: クラウドアプリケーションパフォーマンスを最適化するための中央管理、ZTD(Zero Touch Deployment)、およびOffice 365ポリシーサポートによって、Azure Virtual WANと密接に統合されています。
ライフサイクルを完全に自動化するAPI(アプリケーションプログラミングインターフェース):クラウドのアジャイル開発プロセスの一部として、導入を完全に自動化するためにネットワークを分割し、セキュリティ、およびアクセス制御を実行するすべての機能を実装しています。クラウド統合の可能性を最大限に実現できます。
VPN(仮想プライベートネットワーク)の自動化: 複数のクラウドプロバイダ間、オンサイト、および仮想でVPNを完全に自動化します。
マルチギガビットのパフォーマンス: クラウド上のネットワークパフォーマンスを旧リリースと比較して2倍、場合によっては4倍に増加しています。大量の帯域幅が必要なワークロードをホスティングおよび保護できます。
VPNパフォーマンスの最大50%の向上: VPNエンジンの最適化と最新化によって、マルチコアアプライアンスと仮想ハードウェアによる処理能力を最大限に活用します。高速でセキュアなネットワーク接続を享受できます。
A1 Telekom Austria、Head of Network and Security、Michael Vormwald: インターネットへの直接接続によって、SD-WAN管理がわかりやすくなり、アプリケーションパフォーマンスが最適化するため、Barracuda CloudGen Firewallリリース8の新しい機能を楽しみにしています。
参考情報
Barracuda CloudGen Firewallの詳細:
https://www.barracuda.co.jp/products/nextg/