映像出力端子も充実
外部ディスプレーへ4K映像の出力も
本製品は画面出力インターフェースが充実しているのも特徴で、本体背面のMiniDisplayPort端子、HDMI端子、USB Type-C端子を用いて最大4画面の同時出力が可能となっている。出力解像度は最大で3840x2160ドット。外部の4Kディスプレーに繋いで使用することも可能。
そのほかのインターフェースは、USB 3.0×3、USB Type-C、RJ-45ポート、ヘッドフォン出力・マイク入力(ミニジャック)、マイク入力・S/PDIF出力(ミニジャック)、マルチカードリーダーを搭載する。
キーボードはイルミネーションキーボードで、フルカラータイプのLED バックライトを採用しているため、光り方のカスタマイズも可能。
配列はテンキーありの標準的な日本語配列だが、「,」や「.」「/」など、一部のキーが縦に細長くなっている。キーピッチは実測で1.8mmほど。キーストロークは3mmほどで、打鍵感はしっかりめだ。
右側のAltやCtrlキーが小さくなっていたりするのは割と多いのだが、日本語入力で読点(。)や句読点(、)のキーが小さめなのは、頻繁に文章を打つ身としては少々窮屈さを感じる。また、右側のShiftキーがかなり小さいので、ゲーム時に左手でマウス、右手でキーボードの操作をする人は使いづらいかもしれない。
また本製品は、Sound BlasterX Pro-Gamingに対応。BlasterX Acoustic Engineにより臨場感のあるサウンドを再現できるとのことで、画質だけでなく音質でもよりよいゲーム体験ができそうだ。無線規格としては、Bluetooth V5.0モジュールを標準搭載しており、Bluetooth機器を接続可能。無線LANはインテル「Wireless-AC 9462」を搭載し、IEEE 802.11ac(最大433Mbps)に対応する。
とはいえ、ゲーミングノートとして気になるのはやはりその性能だ。特に本製品は4Kという高解像度のディスプレーを採用しているため、それを十分に生かせるグラフィック性能を有しているのかというのは大いに気になるところ。
CPUには、Core i7-9750H、グラフィックスにはGeForce RTX 2070を搭載しているが、果たしてどれほどのゲーミング性能を発揮できるのか。次回の記事では各種のベンチマークを実施しつつ、その実力に迫っていきたい。