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ガラケーユーザーに最適なスマホというのは本当か?

ガラケーユーザーがarrows Uに乗り換えた結果…

2019年09月27日 11時00分更新

文● ASCII編集部

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通話ができればスマホはいらないと考える
現代のガラケーユーザーの実状とは

 スマホ全盛の現在でも、旧来のフィーチャーフォン、いわゆるガラケーを愛用するユーザーは一定層いる。モバイル専門のマーケティングリサーチ機関、MMD研究所の報告によれば、そんなガラケーユーザーの約59%がスマホへの乗り換えを検討したことがないという。

 とはいえ、スマホの機能についてうらやましいと感じることはあるようだ。

 同調査では、ガラケーユーザーがうらやましいと感じるスマホの機能の第1位に「地図・ナビゲーション機能」が挙がっている。たしかに、画面の小さなガラケーでは地図アプリと同等の恩恵を受けるのは難しそうだ。次に挙がっているのが「気軽にインターネットを楽しめる」こと、となっている。これもウェブブラウジングなどをする際には、画面の大きなスマホに分がありそうだ。

 また、ガラケーを使っていて不満に思うことの調査結果では、第1位に「時代遅れなイメージがある」と、周囲からの目線が気になるという回答。第2位には、「画面が小さくて見づらい」という結果が挙げられている。

 現在もガラケーを愛用している層は、やはり旧来から使い続けている50代以上の方が多いと思われるが、この年齢になると老眼が出てくるなど、細かい文字を見るのがつらい、と感じる方も多いのではないだろうか。

 実際、ガラケーユーザーがスマホに乗り換えない理由を調査すべく、アスキー編集部でも未だにガラケーを愛用するユーザーに、スマホを使ってみてもらい、その感想を聞いてみることにした。

 松浦健一氏は50代でバリバリのガラケー派。松浦氏の仕事は、肩書き上は写真集プロデューサー・編集者となっている。アスキーでは、週刊アスキーの表紙に登場していただくタレントのコーディネーターとして関わってもらっている。そんな松浦氏がスマホに乗り換えない、もっとも大きな理由は、「現状で特に不自由がないから」だという。

ガラケーを愛用し続ける写真集プロデューサー・編集者 松浦健一氏

松浦「普段から芸能事務所や関連する出版社などとは、ガラケーでの通話によるやりとりが主ですね。特にヘアメイクさんやスタイリストさんなど、個人事業者として活動している人とのやりとりは、電話のほうが確実なんです。こういった方たちは、常に机の前に座っていたり、いつでもメールに返信できるわけではないので、メールなどの手段だと、返事が翌日になってしまったりすることがあるんです。メールの返信を待っていると、ブッキングがNGだったときに代わりの人をアサインするのが遅れてしまう。これが何件も続くと、最終的に時間が足りなくなって仕事にならなくなってしまいますから」

 電話で通話するのがメインなので、ガラケーで十分、というのが松浦氏の主張だ。

 そんな松浦氏の元にも、利用しているガラケーのキャリアであるソフトバンクから、スマホへの乗り換えキャンペーンの案内が届いており、少し気にはなっているという。他の人がスマホを利用しているのを見て、便利そうだと感じる場面もしばしばあったのだとか。

松浦「一番いいなと思うのは、やっぱりどこにいてもインターネットで検索ができて、写真がちゃんと見られることですね。仕事柄、新人タレントさんの資料を送ってもらったり、名前を聞いたりすることも多いんですが、そんなときはパソコンが使える事務所や喫茶店などでないと調べて写真を見ることができないんです。その場でタレントの写真が見られるのは正直うらやましいですね」

 そこで、実際にガラケーからスマホにお試しで乗り換えたつもりになって、編集部で用意したスマホを2週間の間使ってみてもらうことにした。用意したのは「arrows U」。「誰でも使いこなせる。日本メーカーのあんしんスマホ。」と謳う、富士通コネクテッドテクノロジーズのソフトバンク向けスマホだ。

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