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ガラケーユーザーに最適なスマホというのは本当か?

ガラケーユーザーがarrows Uに乗り換えた結果…

2019年09月27日 11時00分更新

文● ASCII編集部

提供: 富士通コネクテッドテクノロジーズ

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「arrows U」がガラケーからの乗り換えデビューにぴったりなワケ

 まずは、このarrows Uがどんなスマホなのかを見ていこう。

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 画面サイズは約5.8インチで、最大解像度は1080×2280ドットのフルHD+。CPUにはSnapdragon 450 1.8GHz(オクタコア)を採用。メモリーは3GBで、ストレージは32GBとなっている。構成的にはエントリークラスのスペックだが、そのぶん本体価格が抑えられており、ガラケーからの乗り換えであれば十分な性能だといえるだろう。

誰でも使えるシンプルモード

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左が通常ホーム、右がシンプルモードのホーム画面。通常のアンドロイドスマホの画面より、アイコンが大きく、よく使うアプリのアイコンが並んでいる

 このarrows Uがガラケーからの乗り換えに適している特長のひとつが、文字やアイコンが大きく表示されるようになり、よく使う機能を、より簡単に利用できる「シンプルモード」を用意している点だ。

 シンプルモードに設定すると、文字やアイコンが大きく表示されるようになり、ホーム画面に表示されるアイコンは、「連絡先」、ウェブブラウジングのための「Chromeブラウザー」、「ニュース」、撮影した写真を見られる「フォト」、「電卓」、道案内や地図を調べるための「マップ」、「時計」、スケジュール管理ができる「カレンダー」、細かな仕様を変更するための「設定」というよく使うアプリのアイコンだけが表示される。

 その下には、「電話をかけるためのアイコン」、メッセンジャーアプリ「+メッセージ」、撮影用の「カメラアイコン」が並び、この3つのアイコンは、画面をスワイプしてもこの位置に表示される。

 また、その下にある三角ボタン、丸ボタン、四角ボタンは、それぞれ「前の画面に戻る」、「ホーム画面に戻る」、「起動したアプリの履歴表示」ボタンとして機能し、どのアプリを利用中でも表示され、通常の状態より一目でわかりやすい操作が可能になっている。

 また、文字表示もより大きく、見やすいフォントに変更され、細かな文字が読みづらい!といった悩みも解消できる。

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シンプルモードへの切り替えは、ホーム画面のアイコンからすぐに設定できる

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左が通常、右がシンプルモードでのニュースアプリの表示。シンプルモードでは、文字が大きくきれいなフォントで、老眼気味の方にも読みやすい

 松浦氏は「アイコンも文字も大きくて見やすくなるのはありがたいですね。私もそろそろ老眼がきつい年齢なので(笑)」とシンプルモードを気に入った様子。

 シンプルモードのホーム画面を右にスワイプすると、アプリシートが用意されており、右下の+マークの「アプリ配置ボタン」を押すことで、あらかじめインストールされたアプリの中から、自分に必要なアプリだけを画面に配置することができる。

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アプリシートへのアプリ配置。アプリシート上の右下にあるアプリ配置ボタンを押すと、インストールされているアプリの一覧が表示され、ここで選択したアプリのみホーム画面に表示しておける

 松浦氏も、早速インストールされているアプリの中から、パソコンでよく利用している「Facebook」、「Gmail」、「Yahoo!」、「YouTube」といったアプリを配置していた。

 また、ホーム画面を左にスワイプすると、よくかける連絡先だけを登録しておける、電話帳シートを表示させるように設定しておくこともできる。

 ホームに電話帳シートを追加するには、「設定アプリ」から、「表示の設定」→「シンプルホーム設定」と進んで、「電話帳シート」を選択すればOKだ。

 電話帳シートは、アドレス帳に登録された連絡先から、頻繁に連絡する連絡先のアイコンをホーム画面に出しておくことができ、いちいちアドレス帳を開いて連絡先を開かずとも、すぐにアクセスできるようになる。

 今回は松浦氏のよくかける電話番号として、アスキー編集部をアドレス帳に登録してもらい、電話帳シートに登録を行ってもらった。

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電話帳シートへよく使う連絡先を登録。登録方法は、ほぼアプリシートと同じ。

松浦「登録操作も簡単で覚えてしまえば楽ですね。頻繁に連絡を取る人や編集部、芸能事務所は限られているので、その人たちに、アイコンを押すだけで連絡を入れられるのは便利。日常の電話の発信はほぼこの画面だけで済みそうです」

 と、まんざらでもない様子。

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