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狭額ベゼルで色再現性が高いIPSパネルを採用

2万円台でマルチディスプレー構築に最適な21.5型「ProLite XU2292HS」

2019年09月13日 09時00分更新

文● 松野将太

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マウスコンピューター「ProLite XU2292HS」

 パソコン向けディスプレーの選び方は様々だが、2枚以上の液晶を使ったマルチディスプレー環境の構築やサブディスプレーとしての運用など、小型ゆえの取り回しのよさを生かせるのが21.5型のディスプレーだ。マウスコンピューターの21.5型ディスプレー「ProLite XU2292HS」は、マルチディスプレーとして活用しやすい“3辺フレームレスフラットデザイン”、色再現性が高いIPSパネルの採用など、あらゆる用途で使いやすい利便性の高さを特徴としている。

 今回は、「ProLite XU2292HS」の基本スペックや機能をチェックしていこう。

IPSパネルで応答速度4ms、手堅いスペックが魅力

上辺と左右辺のベゼルを薄くし、非表示領域も狭めた狭額縁デザインを採用

上方向22度、下方向5度の角度調節に対応

 「ProLite XU2292HS」の外観上の特徴となるのが、上辺と左右辺、3辺の非表示幅(ベゼルと非表示部分の合計)を6.2mmまで狭めた狭額縁デザインだ。加えて、ベゼル部分とパネル部分に段差がないことから、“3辺フレームレスフラットデザイン”と呼称される。最大の利点は、マルチディスプレー環境を構築した際の視認性の良さだろう。画面を合わせた際のディスプレーの切れ目が目立ちにくくなり、ベゼルが細いことで没入感も向上する。大きなディスプレー1枚よりも数を増やして作業性を高めたい、といった場合に、こうしたマルチディスプレー環境の構築は効果的だ。ちなみに上方向22度、下方向5度の角度調節に対応している。

 先に述べた通り、ディスプレーサイズは21.5型で、最大解像度はフルHD(1920×1080ドット)に対応。液晶パネルはIPS方式で、TN方式やVA方式よりも広い視野角と安定した発色特性を実現する。ちょっとした写真編集に使う場合などはもちろん、コンテンツを楽しむ際にも、色表示に優れているのはありがたい。

 また、一般的なIPSパネルは応答速度を速めにくいという側面があるものの、本製品はオーバードライブ機能により最大4ms(GtoG)の表示が可能であることが1つのポイントとなっている。IPS液晶は静止画の表示向きといわれるが、動画の視聴なども残像感が少なくなるため、どちらの用途でも使いやすい。

映像入力端子はDisplayPort×1、HDMI×1、D-Sub×1の3系統。VESAマウント用の接続穴も

ケーブルホルダーで配線をスマートにまとめられる

 映像入力用の端子は、DisplayPort×1、HDMI×1、D-Sub×1の3系統。やや古めのノートPCを使っている場合など、D-Subコネクターが役立つ場面もあるので、このあたりもバランスがいいと言える。コンパクトさを生かし、ノートPCに接続して使うための拡張用ディスプレーとして購入するのもアリかもしれない。なお、ディスプレーのコネクターはスタンド背面のケーブルホルダーでまとめることも可能だ。

ボタン類はディスプレー下辺にまとめて配置

OSDメニューからは画質調整やブルーライトカット機能の設定が可能

 OSDメニューに関しては、画質設定やカラー設定のほか、近年の製品では搭載されることが非常に多くなってきたブルーライトカット系の機能も搭載している。「Blue Light Reducer」と呼ばれるもので、3段階の低減度合いが選択可能。カット率はそれぞれ24.5%、46.9%、71.2%で、使用するシーンや疲労を感じる度合いによって使い分けるといいだろう。ただし、これらの機能を適用することでパネルの色味が大きく変わってしまうため、色を優先する場合はオフにする必要がある。

 実売価格は2万円前後。スタンドの高さ調節には対応しないものの、不満が出そうなポイントはそれぐらいで、このサイズの手頃なディスプレーを求めているユーザーには悪くない選択肢と言えそうだ。VESAマウント用の接続穴も用意されているため、高さ調節が可能なディスプレーアームを用意すれば、そういった問題も容易に解決できる。性能や機能を手堅く押さえているため、用途を選ばず使っていけるのが魅力だ。

 次回は、実際の使用感やマルチディスプレー構築時の注意点などをチェックしていこう。

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