春日一番が主人公に、「ライブコマンドRPGバトル」を採用

「龍が如く7」は進化しても“人間ドラマ”というベースは同じ

2019年08月29日 21時25分更新

文● 八尋/ASCII

バトルは仲間が重要、喧嘩アクション×RPGコマンド選択システム「ライブコマンドRPGバトル」とは?

「ライブコマンドRPGバトル」システムを採用

 本作で一番驚いたのは、バトルシステムだ。従来の喧嘩アクションではなく、それにRPGコマンド選択システムを掛け合わせた「ライブコマンドRPGバトル」システムを採用する。詳細はまだわからないが、敵は物理制御により常に動いており、敵との距離関係で戦況が変わるという。

敵は物理制御によって常に動き回っている

 また、このシステムでは春日の仲間が重要となる。仲間はそれぞれの職業などを活かした技があるほか、春日自身もハロワークで職業を転々とするため、その職業に特化した技を覚えるという。職業はプレーヤーによって選択が異なるため、春日がどういった成長を遂げるかは、ユーザー次第ということになる。

職業によって極技が異なる

仲間もそれぞれ異なる能力を持っている

 横山氏は「春日は桐生のように腕っぷしが強いわけではないんです。なので、桐生のように大勢の敵に向かって壁を乗り越えることができるのかと思うようになりました。どちらかというと春日は明るい性格とバイタリティーで信頼できる友ができていくようなキャラクターなので、仲間とお互い手を取り合って壁を乗り越える方がいいと考え、今回のコマンド式RPGにしました」と説明した。

一言でいうと大変だった

中谷 一博さん

 発表会には、春日一番を演じる中谷 一博さんと、同作の助演女優オーディションでグランプリを受賞した鎌滝 えりさん(関連記事)も登場。鎌瀧さんは、春日の仲間になるエリという女性を演じる。

 中谷さんは収録について「一言でいうと大変でした。とにかく1つ1つのシーンに重みがあって。ただ、今日映像をみることができて感無量で、報われた気がします」とコメント。中谷さんについて名越氏は「細かい部分で結構撮り直しをしてもらったりしたので、とても大変だったと思います。桐生一馬もはじめから人格が定まっていたわけではなく、黒田さんと相談しながら決めていったので、春日もそんな感じでした」と述べた。

鎌滝 えりさん

 鎌瀧さんは「今回の収録は1人1人での収録で、今までは相手のセリフを聞いての掛け合いだったので、新鮮な気持ちでした。エリは普段の私が言わないような激しめのセリフもあるので、演じていて楽しかったです」と語った。

 最後に名越氏が「色々と情報を解禁しましたが、作品自体はまだまだボリュームがあって、今回発表したのはごく一部です。東京ゲームショウでは試遊台を用意するほか、追加情報もお届けしていくので、期待していてほしいです」とコメントし、発表会を締めくくった。

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