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台湾ユビテック社が AI顔認証技術「FaceMe(R)」を自社 POSレジシステム「QLiEER」に導入

サイバーリンク株式会社
2019年08月28日

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サイバーリンク株式会社
リテールストアマネージメントシステムのスマート加速化


2019年8月28日
サイバーリンク株式会社


サイバーリンク株式会社(本社:台湾新北市 会長兼 CEO:Jau Huang博士)は、同社が開発したFaceMe(R) AI顔認証技術が台湾台中市に本社を構えるフィンテック企業ユビテック社により主力製品の一つであるクラウド POS レジシステム「QLiEER」への導入が決定したことを発表いたします。

顔認証 AI 技術をPOS 決済システムの管理機能に応用した事例であり、従業員の顔を読み取ってシステムロックを解除することで、「QLiEER」 のセキュリティ性と使用効率の大幅な向上が期待されます。




ユビテック社とは

ユビテック社は2013年に POS システム開発及び運用を行う企業として設立以来、「スマートストアエキスパート」をモットーにスマートリテールソリューション分野で実績を積み上げてきました。
「QLiEER」はユビテック社が手掛けるスマートリテールソリューション製品・サービスのブランドの名称です。同社はクラウド POS システムの開発を主力サービスとしており、シンプルで使いやすいインターフェースの iPad 対応型 POS レジシステムの大型チェーン店含む飲食サービスストアでの導入数は千台以上です。

ユビテック社最高経営責任者(CEO)を務めるジュンヤン・ルー(Chun Yang Lu)氏は以下のようにコメントしています。「『QLiEER』は API システムを通してシームレスなサービスを展開することにより、より多くのシステムサービス業者と共に新しいアプリケーションを構築し、中小規模のお店でも、手軽に世界トップクラスのスマートリテールツールを導入できるよう尽力したいと考えています。今回の提携を通じて、FaceMe(R) AI顔認証技術を POS レジシステムの操作権限機能を導入し大幅に権限管理システムでのロック解除のスピードとセキュリティ性を強化できることで、各ストアへの利益とストアマネージメント効率の最大化をもたらすでしょう。」

「QLiEER」は初めてPOS レジシステムとFaceMe(R) AI顔認証エンジンを融合し、ストア従業員の顔認証によるストアマネージメントを実施します。従来のパスワード入力に依存したセキュリティ管理体制では外部へのパスワード漏えいの危険がありましたが、顔認証を導入することで、1秒以内のロック解除スピードとなりすまし防止を実現できます。権限管理のセキュリティ性を確保するだけでなく、ストアマネージメントの効率を向上させます。

FaceMe(R) × スマートリテールの可能性

サイバーリンク最高経営責任者(CEO)ジャウ・ホァン博士(Dr. Jau Huang)は以下のように述べています。「顔認証技術はスマートリテール業界での導入例が多数あります。セキュリティシステムからのデータを統合して顧客分析を行い、デジタルサイネージで特定の顧客にカスタマイズ広告を表示できます。飲食店のキオスク端末に記録された履歴から、顧客一人ひとりの好みに合ったおすすめメニューを提案することができます。『QLiEER』POS レジシステムとの連携を通じて、FaceMe(R)の機能がスマートリテールストアマネージメントに拡張され、ストアではより迅速で安全なサービスフローを構築できます。」

サイバーリンクFaceMe(R) AI顔認証エンジンは99.8%の認識率を保持しており、世界的に有名な NIST 及び MegaFace Challenge によるランキングで、世界で最も正確・高速な顔認証技術の一つに名を挙げられています。台湾では最も権威のある顔認証エンジンの地位を確立しています。
FaceMe(R) はスマートリテール以外にも、既に100以上の国内外のメーカーへの導入実績があります。サイバーリンクは今後もセキュリティ、金融サービス、建築等のスマート化の実現のため、より効率的でセキュリティ性の高い顔認識によるソリューションを生み出していきます。


<FaceMe(R) 機能について>






クロスプラットフォームソリューションに最適化
Windows、Linux、Android、iOS 用にデザインされた FaceMe(R) は、クロスプラットフォームでの開発に最適です。ドアセキュリティシステム、デジタルサイネージ、キオスク端末、POS システム、Android / iOSベースのアプリケーションなど、さまざまなアプリケーションやソリューションを組み合わせて展開することができます。


TrueTheater(R) 画質向上技術による認識精度向上
CyberLink 独自の TrueTheather(R) 技術を用いて映像の画質を向上する事により、AI で顔認識しやすい映像に前処理します。これにより、AI による認識精度が 11.65% 向上しました。

*550 Lux 環境で撮影の場合


サイバーリンク株式会社について
1996年に設立。台湾に本社を置くコンピュータ・ソフトウェアメーカーです。
デジタルメディアの作成、再生、共有などのアプリケーションの開発を行っており、欧米をはじめ世界各国で、一般ユーザーに高解像度映像の再生、簡単かつプロ並みのビデオ、写真編集の体験を提供しています。

日本法人であるサイバーリンク株式会社は、1998年に設立。日本のマーケットに向け、マルチメディア関連ソフトウエアの開発を手がけ、主力人気商品の動画再生ソフト「PowerDVD」、ビデオ編集ソフト「PowerDirector」などは多くのハードウェアメーカーにバンドル採用いただいています。

映像の品質に大きく影響するコーデックを中心とした多数の特許を持ち、最先端の技術への対応や使いやすさを追求した製品を開発することを目指し、この技術力をもとにして、新たに顔認証システム「FaceMe(R)」を開発。セキュリティシステム、個人認識・個人認証に最適なソリューションを提供することを通して、新しい「暮らし方」を創造しています。

Copyright 2019 CyberLink Corp. 無断複写・複製・転載を禁ず。
※本ニュースリリースに記載されている内容および製品情報については、将来的に変更される可能性があります。

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