配信や写真・動画編集などゲーム以外でも使いたくなる性能

ゲームも使い勝手もコスパも譲れないなら、GTX 1660 Ti搭載15.6型ノートPCがオススメ!

文●八尋/ASCII

提供: マウスコンピューター

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性能のベースの高さが光る

 NEXTGEAR-NOTE i5565SA1の主なスペックは、Core i7-9750H、GeForce GTX 1660 Ti、16GBメモリー、512GB SSD(M.2接続/NVMe対応)という構成だ。8GBメモリー×2のデュアルチャンネル構成のメモリー、NVMe対応SSDなど、しっかりと全体的にスペックが高いのが本機の魅力だ。この構成でどれくらいのパワーがあるのか、各種ベンチマークを計測してみた。

 まずは、CPUの性能をチェックできる「CINEBENCH R20」では、マルチコアが2582pts、シングルコアが460ptsという結果だった。モバイル向けCPUながら、6コア/12スレッドな分高めのスコアがでている。

CINEBENCH R20の結果

 ストレージの性能をチェックできる「CrystalDiskMark 6.0.2」では、シーケンシャルリードで1750MB/秒という結果に。NVMe対応なだけあって、しっかり高速だ。容量もしっかり512GBあるのはうれしいポイントだが、ゲーム以外にメインマシンとして使うには少しこころもとなさもある。その場合は、BTOで追加SSDもしくはHDDをカスタマイズするといいだろう。

CrystalDiskMark 6.0.2の結果

 では、メインとなる3D性能をみていこう。まずは定番の3DMarkではTime Spyが5782、Fire Strikeが13143、Fire Strike Extremeが6856という結果になった。さすがにRTX 20シリーズと比べるとスコアは少々劣るものの、少し前のデスクトップパソコンと同じくらいの結果になっている。これくらいのスコアであれば、フルHDであれば設定次第ではほとんどのゲームを快適に遊べるだろう。

Time Spyの結果

Fire Strikeの結果

Fire Strike Extremeの結果

 ゲーム系のベンチマークはまず「ファイナルファンタジーXIV:漆黒のヴィランズ ベンチマーク」を計測。1920×1080ドット、高品質(デスクトップPC)、フルスクリーンという設定で、13759(非常に快適)という結果になった。FFXIVくらいの負荷のゲームであれば、超快適にプレーできる。

ファイナルファンタジーXIV:漆黒のヴィランズ ベンチマークの結果

 FFXIVより負荷の高い「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマーク」は、フルスクリーン、1920×1080ドットの設定で、高品質、標準品質でそれぞれチェック。結果は、高品質が6199(快適)、標準品質が8202(快適)という結果になった。FFXVベンチでこれくらいのスコアであれば、フルHDであればほとんどのゲームが快適に遊べるだろう。

高品質

標準品質

 では、実際にゲームした際はどれくらい快適に遊べるのか、Frapsを使用してフレームレートを計測してみた。「レインボーシックス シージ」ではグラフィックス設定を最高、超高でチェックした。モードは「テロリストハント」で、マップは「カフェ ドストエフスキー」を使用した。結果は以下のとおり。

「レインボーシックス シージ」のフレームレート結果

 レインボーシックス シージでは、グラフィックス設定が最高でも最小フレームレートが106fpsとなった。NEXTGEAR-NOTE i5565SA1はリフレッシュレート60Hzまでしか対応していないが、これくらいのスコアがあれば、60Hz以上に対応する外部ディスプレーに接続しても快適に遊べそうだ。

 続いて「Apex Legends」でフレームレートをチェック。1920×1080ドットで、テクスチャーストリーミングの割り当てを高(VRAM:4GB)に設定した。結果は以下のとおり。

「Apex Legends」のフレームレート計測結果

 Apex Legendsは、3回続けてプレーしてみたが、そこまでフレームレートが下がることもなく遊べた。さすがにファンの音は大きくなっていたが、ヘッドセットを装着していれば、そこまで気になることもなかった。ただ、筐体左右後方と背面から排気するので、あまり周囲に物を置かないほうがいい。

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