さくらインターネットは、「NCIW: Networks, Communications, Internet & Web Technologies」(以下、NCIW)のショートペーパーとして、さくらインターネット研究所の研究員である坪内佑樹氏主著の論文が採択されたと発表。
NCIWは国際会議「IEEE COMPSAC 2019」におけるメインシンポジウムの1つで、インターネット技術とアプリケーションに関する研究開発を共有するフォーラム。
タイトル(和訳)は、「異種混合キーバリューストアを用いた自動階層化のための拡張可能な時系列データベースアーキテクチャ」。
当該論文は、インメモリーのキーバリューストア(以下、KVS)と、オンディスクのKVSを組み合わせた異種混合KVSにより、拡張可能な時系列データベースアーキテクチャーを提案するもの。メモリーとディスクのデータ構造を異なるKVSとして分離することで、書き込み効率とデータ保存効率を保ちつつ、用途ごとに最適化されたデータ構造へ書き込みを複製するなどの拡張が容易になるとしている。