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SOOTHの「視線カウンター」

視聴者の視線を追跡し、動画広告を改善できるサービスが開発

2019年07月23日 14時10分更新

文● Mogura VR

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 SOOTHは、VRを活用して視線追跡(アイトラッキング)データの取得や、分析ができるソリューション「視線カウンター」を開発した。視線データで画面のどの要素に視線が滞在したかを集計し、「視線スコア」を提示する。

 視線カウンターはユーザーがVR上で動画を視聴し、動画の映像を領域区分して視線の滞在箇所を抽出することで、ユーザーの視線を集計してスコア化する。脳波を処理して興味関心を可視化・集計した「ニューロスコア」と視線スコアをかけ合わせた分析も可能。両スコアをタイムラインに並べることで、人が強く反応したタイミングを抽出。その画面の何が視聴者の興味関心を引いたかを特定することもできる。

 同社は、本ソリューションを動画クリエイティブ(広告動画の内容)の改善支援に活用するとしている。

 視線カウンターは、トランスコスモスと共同で開発した動画広告の演出を最適化する技術「GAZE HACK(ゲイズハック)」に採用されている。GAZE HACKは、動画広告視聴時のユーザーの視線を分析。ユーザーの関心の強い動画広告の構成要素を特定し、広告効果の向上を図るとのこと。

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