高画質&高機能な「Pro IGZO」ディスプレイと放熱性能が魅力
シャープ「AQUOS R3」
【発売日】発売中
【価格】
・ドコモ:8万9424円
・au:9万9360円
・ソフトバンク:11万3760円
「AQUOS R3」は、高画質かつ外でも見やすい“Pro IGZOディスプレイ”や、画質や感度を一新した動画専用と静止画用の2つのカメラを搭載したハイエンドスマホ。製品コンセプトは前モデルの「AQUOS R2」を引き継いでいるが、処理性能はもちろん、実際の使い勝手やカメラ画質が大幅に強化されている。
液晶は6.2型でQuad HD+(1440×3120ドット)解像度のPro IGZOディスプレイ。10億色の表現力をもつ広色域のほか、従来モデルと比べて2倍の明るさや省電力化を実現。また、日中屋外でも画面が見やすくするアウトドアビュー機能も搭載した。Dolby Visionにも対応したHDRムービー再生や、リフレッシュレート120Hzのハイスピード表示、斜めから画面を見にくくするのぞき見ブロック機能も引き続き搭載している。
カメラはセンサーの大型化で感度が向上したほか、手ぶれに加えて被写体ブレも防ぐ機能を搭載。また、長く撮った動画を約15秒のショートムービーに編集する「AIライブストーリー」機能を新たに搭載。CPUはSnapdragon 855で、メモリー6GB/ストレージ128GB。指紋認証センサーは前面下部に搭載されている。ワイヤレス充電(11W)にも対応。本体サイズは約74×156×8.9mmで、重量は約185gだ。
高画質かつ実用性に優れた「Pro IGZO」ディスプレイが魅力
新搭載のPro IGZOディスプレイは、明るいうえに発色が良く解像感も高い。なおかつ屋外での見やすさやのぞき見防止など、スマホならではの便利な機能も光る。屋内でも屋外でも使いやすいスマホ向けとしては理想的なディスプレーだ。
高いCPU性能を引き出す放熱性能や、液晶のリフレッシュレート120Hz表示、AR Core対応、ヘッドホン端子搭載とゲーム向けの機能も充実している。その一方で、ハイエンドスマホで標準になりつつあるゲームの環境設定機能がなく、うまくメリットを活かせていないのが気になった。カメラ周りではほかのハイエンドほど尖った機能はないが、ビジネスからホビーまで快適に使えるほど完成度は高い。
【AQUOS R3のここが○】
- 鮮やかで繊細な階調表現のPro IGZO液晶
- 手持ち部分を避けつつも高い放熱性能を実現
- 通勤電車で便利なのぞき見ブロック搭載
【AQUOS R3のここが△】
- カメラ画質は良いが、光学の超広角や望遠機能がない
- ゲームアプリの環境設定機能がない
「AQUOS R3」の主なスペック | |
---|---|
メーカー | シャープ |
ディスプレー | 6.2型Pro IGZOディスプレイ(19.5:9) |
画面解像度 | 1440×3120 |
サイズ | 約74×156×10.4mm |
重量 | 約185g |
CPU | Snapdragon 855 2.8GHz+1.7GHz (オクタコア) |
内蔵メモリー | 6GB |
内蔵ストレージ | 128GB |
外部ストレージ | microSDXC(最大512GB) |
OS | Android 9 |
最大通信速度(下り/上り) | 1576Mbps/131.3Mbps(ドコモ) |
VoLTE | ○(HD+) |
無線LAN | IEEE802.11ac(2.4/5GHz対応) |
カメラ | アウト:約2010万画素(動画、F値2.4) +約1220万画素(静止画、F値1.7) /イン:約1630万画素(F値2.0) |
バッテリー容量 | 3200mAh |
FeliCa/NFC | ○/○ | ワンセグ/フルセグ | ○/○ |
防水/防塵 | ○/○ |
生体認証 | ○(指紋、顔) |
USB端子 | Type-C |
Qi | ○ |
カラバリ | プラチナホワイト、プレミアムブラック、ラグジュアリーレッド(ドコモ)、ピンクアメジスト(au)、エレガントグリーン(ソフトバンク) |
発売時期 | 発売中 |

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