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今夏に乗り換えたい2019最新スマホ 第1回

【2019夏スマホ】注目のハイエンドスマホ4機種どれが買い!?

2019年06月27日 12時00分更新

文● 島徹 編集●ASCII編集部

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高い買い物だからこそ慎重に吟味したい
2019年夏ハイエンドスマホのメリット&デメリット

 3キャリアから発表された2019年夏モデルのスマートフォンは、これまで通りハイエンドモデルを中心にしつつも、端末料金割引変更が影響したためかミドルレンジ端末がより拡充された印象。

 また、新料金プランでは通信料金が端末代金と分離したため、スマホ乗り換えのコストも上昇。新スマホを長く使いたいと考えるなら、各スマホが自分の使い方に合った端末かを慎重に吟味したいところだ。

 今回の特集では、各キャリアとSIMフリー各社の夏の注目モデルをハイエンド、ミドルレンジ、SIMフリーに分けてそれぞれ紹介。第1回となる今回は、スマホの花形、高画質カメラや最新CPUを搭載したハイエンドモデル3機種を紹介する。

 ハイエンドモデルはスマホで絶景を撮りたい、高画質ゲームを快適に楽しみたいといった欲求をしっかり満たしてくれる本体性能とカメラ性能の高さが魅力。また、豊富な搭載機能により長く快適に使えるという点でも魅力的だ。

 では、「Xperia 1」「AQUOS R3」「Galaxy S10/Galaxy S10+」の4機種について見ていこう。

シリーズ初のトリプルカメラ&4K縦長画面が使いやすい
ソニーモバイル「Xperia 1

【発売日】発売中
【価格】
 ・ドコモ:10万3032円
 ・au:11万2320円
 ・ソフトバンク:13万6320円

ソニーモバイル「Xperia 1」

 Xperiaシリーズのフラグシップモデル「Xperia 1」は、ディスプレーには縦横比21対9と縦に長い6.5型の有機ELディスプレーを搭載。解像度は縦方向が4K相当の3840×1644ドットなので、横長のシネスコ比率の映画を4K HDRの画質で堪能できる。

 メインカメラは、超広角を含む1220万画素カメラを3つ搭載。CPUはSnapdragon 855で、メモリー6GB/ストレージ64GBという構成。指紋認証センサーの位置は、Xperia XZ2シリーズの背面から右側面の電源キーの隣へと変更されている。本体サイズは約72×167×8.2㎜、重量は178gだ。

背面には1220万画素の超広角(16mm相当)、広角(26mm相当)、標準(52mm相当)のレンズを搭載

縦長の大画面はSNSやブラウザーが見やすく、2つのアプリを同時に表示するマルチウィンドウも使いやすい

シネマ撮影専用機能「Cinema Pro(シネマプロ)」で、映画の質感や色表現での動画撮影が可能

ゲームプレイへの最適化や録画/配信、通知の抑制などを設定できる「ゲームエンハンサー」を搭載

大画面を活かした動画再生や2画面アプリが強み

 縦長の大画面6.5型のディスプレーを搭載するが、従来の「Xperia XZ3」や「Xperia XZ2」シリーズより軽くて持ちやすい。画面が広いので多くの情報を一覧しやすく、映画やアクションゲームも快適に楽しめた。ゲームアプリの環境設定機能「ゲームエンハンサー」によりゲームがより快適になったのもうれしい。

 カメラは待望の超広角や光学ズーム、背景ぼかしが可能になり、撮影の幅が広がった。もともと良好だった画質や感度、動く被写体や笑顔のベストショットを撮れる「先読み撮影」も引き続き搭載されている。

 気になるのは、ディスプレーの左右に配置されたタッチセンサーによる「サイドセンス」の使い勝手だ。

 本体のふちをダブルタップまたは上下へのスワイプ操作に、ショートカットメニューや「戻る」の機能を割り当てられる便利な機能だが、本体に市販のケースを付けるとセンサーが隠れてしまい利用できない。サイドセンス対応ケースもあるが、本体の左右がむき出しなのでキズ防止を期待できなくなる。このほか、大画面なぶん縦にも横にも持って使う機会が多いため、できれば顔認証機能も欲しいところだ。

 とはいえ、現在発売中のXperiaシリーズでは性能やカメラ画質はもちろん、軽さや使い勝手でもベスト。最新のXperiaが欲しいなら迷わずオススメできる端末だ。

【Xperia 1のここが○】

  • Xperiaで初のトリプルレンズ、望遠・広角・背景ぼけ対応
  • 大画面でネット動画とSNSやアプリを同時に表示できる
  • 映画を高画質&迫力のステレオ音声&振動で楽しめる

【Xperia 1のここが△】

  • 縦に大きいので、持ち歩きやすさは確認が必要
  • ヘッドホン端子の非搭載は音ゲームプレイに△
「Xperia 1」の主なスペック
メーカー ソニーモバイルコミュニケーションズ
ディスプレー 6.5型有機EL(21:9)
画面解像度 1644×3840ドット
サイズ 約72×167×9.0mm
重量 約178g
CPU Snapdragon 855 2.8GHz+
1.7GHz(オクタコア)
内蔵メモリー 6GB
内蔵ストレージ 64GB
外部ストレージ microSDXC(最大512GB)
OS Android 9
最大通信速度(下り/上り) 1576Mbps/131.3Mbps(ドコモ)
VoLTE ○(HD+)
無線LAN IEEE802.11ac(2.4/5GHz対応)
カメラ画素数 アウト:約1220万画素(F値1.6)
+約1220万画素(望遠、F値2.4)
+約1220万画素(超広角、F値2.4)
/イン:約800万画素(F値2.0)
バッテリー容量 3200mAh
FeliCa/NFC ○/○
ワンセグ/フルセグ ○/○
防水/防塵 ○/○
生体認証 ○(指紋)
USB端子 Type-C
Qi ×
カラバリ パープル、ブラック、ホワイト(au、ソフトバンク)、グレー(au)
発売時期 発売中

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