ゲームや写真・動画編集もできるハイエンドマシン
“なんでもできる”性能を詰め込んだ富士通RTX 2080搭載PC「WD-G/D1」 (1/2)
2019年05月24日 09時00分更新
富士通クライアントコンピューティングの直販サイト「富士通WEB MART」で購入できる「ESPRIMO WD-G/D1」は、コンパクトなミニタワーボディーにハイスペックを詰め込んだデスクトップパソコン。高い性能から、「信長の野望・大志 with パワーアップキット」の推奨モデルともなっている。前回紹介したとおり、直販サイトで理想のスペックへのカスタマイズも可能となっている。
今回は、ベンチマークによりESPRIMO WD-G/D1のスペックの高さを紹介する。試用するモデルのスペックは、CPUがCore i7-8700、メモリーが32GB、ストレージが約512GB SSD(NVMe)+約3TB HDD、GPUがGeForce RTX 2080 mini 8GBとなる。さらに、21.5型ワイドのフルHD(1920×1080ドット)のノングレアディスプレーが同梱される。標準構成ではメモリーが8GB、ストレージが約256GB SSDなので、この部分は標準スペックとは異なるが、ご了承いただきたい。
ベンチマークで「なんでもできる」高性能を再認識
まずは「CINEBENCH R20」にて、CPUパワーを計測する。CPUのコア単体では454cb、6コア/12スレッドをフル活用した総合では3024cbという結果になった。
ストレージのアクセス速度を見る「CrystalDiskMark 6.0.1」で、メインドライブのSSDとデータドライブのHDDの両方をチェック。結果は以下の画像のとおり。メインドライブはさすがNVMe接続だけあって超高速だ。データドライブは一般的なHDDレベルであるが、こちらは速度より容量が重要。HDDがあることで、ストレージ速度が必要なものはSSDに、そうでない保存したい写真や動画、あまりプレーしないけど消したくないゲームなどはHDDに、といった運用が可能になる。
マシンの総合力を計測する「PCMark 10」は、総合スコアが6316と十分な高さ。細かくmみていくと、ソフトウェアの起動やブラウザーの描画速度性能を示す「Essentials」が9533、WordやExcelなどのアプリケーション動作速度を示す「Productivity」は7771、さらに、動画の編集や3Dグラフィックスにおけるパワーを示す「Digital Content Creation」は9223と、軒並み高評価だ。