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VRコンテンツ配信プラットフォーム「VivePort M」に対応

中国の映像配信企業、4Kの新しい一体型VRヘッドセットを発表

2019年05月22日 17時30分更新

文● Mogura VR

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 中国の映像配信企業「iQiyi」が、4K解像度の新型一体型VRヘッドセット「Qiyu 2S」をリリースした。販売価格は約300ドル(約3万3000円)。iQiyiは百度(バイドゥ)の子会社で、主に中国国内でNetflixに類似した動画配信サービスを提供している企業。

 Qiyu 2SはiQiyiにとって3つ目の自社製VRヘッドセットで、同社が2018年にリリースした4K解像度の一体型VRヘッドセット「Qiyu VR II」の廉価版。総重量は約280gでクアルコム製のプロセッサーを搭載している。トラッキング機能はフェイスブックの「Oculus Go」と同じ3DoFで本体の記憶容量は32GBだが、SDカードを使用することで、最大256GBのデータ保存が可能となる。

 また、HTCのVRコンテンツ配信プラットフォーム「VivePort M」に対応している。VivePort Mは、同社の一体型ヘッドセット「VIVE Focus」などに対応するモバイル向けのコンテンツ配信プラットフォーム。iQiyiによると、このほかにもSteamなど複数のコンテンツプラットフォームが利用可能とのこと。

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