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オートデスク、建築向けVRツールをリリース マルチプレイ可能でQuestにも対応

2019年05月20日 17時00分更新

文● Mogura VR

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 オートデスクは、VRを利用した3D建築モデル「InsiteVR」とともに、マルチユーザーに対応するデザインレビューツールをリリースした。チームメンバーや顧客はVR空間内で、建築物などの3Dモデルを確認。設計段階に必要な変更点や問題点をスムーズに発見できる。

 今回のツールは、施行管理ソフトウェア「Autodesk BIM 360」と「InsiteVR」の技術を統合したもの。オートデスクの建築業界向けプラットフォームを利用したサービスとしては初めて、複数人がVRでモデルを確認できる商用ツールになる。ユーザーは画面をシェアするのではなく、VRヘッドセットやデスクトップPCを利用して同じ3D空間に集合し、建築モデルを確認できる。

 動作デバイスはHTC VIVEなどのPC向けヘッドセットにくわえ、5月21日に出荷開始のOculus Questにも対応が決定している。QuestではワイヤレスでVR空間を動き回ることが可能で、より快適な操作を実現できる。

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