米アドビシステムズは5月8日付のブログで、エントリー「Changes to Creative Cloud Download Availability」を公開した。
この中で、Creative Cloud向けのデスクトップアプリケーションは、最新メジャーバージョンから2つ前までがダウンロードできると説明している(Adobe Acrobatについては最新版のみ)。同社は認定バージョンと非認定バージョンのリストを公開しており、インストールできるのは認定バージョンのみとなる。
突如の発表ということもあり、国内では困惑の声もある。従来、CS6までの旧バージョンを使えることがメリットとしてうたわれていた点、ユーザーによっては業務の都合で旧バージョンが必要になる点などが不満の原因になっているようだ。アドビでは、一部のバージョンに、第三者から権利侵害の指摘を受けるリスクがあることが分かったためと説明している。
