GeForce RTX 2070に16GBメモリー、最新ゲームもしっかり遊べる性能
「ディビジョン2」推奨PCが快適! Ryzen 5で価格を抑えつつもパワフル
2019年05月18日 10時00分更新
ユニットコムが販売する「LEVEL-R0X4-R52-TOR-TD2」は、ミドルタワーケースを採用する「LEVEL∞ R-Class」のゲーミングデスクトップだ。CPUにAMDのRyzen 5 2600(6コア/12スレッド)を採用し、価格を抑えつつ高い性能を獲得。Core i5-8400あたりと比較すると、安価ながらスレッド数やコアクロックが上回っているのも特徴となる。
さらにGPUにはGeForce RTX 2070 8GBを搭載しているので、3Dゲームも軽快に動作してくれる。「ディビジョン2」推奨モデルとなっていることからも、その実力がわかるであろう。それでいて、価格は18万338円から。
CPUとGPU以外のスペックは、メモリーが16GB、ストレージが240GB SSDと1TB HDDのデュアルドライブ構成。内蔵の光学式ドライブはDVDスーパーマルチドライブで、電源は700W 80PLUS BRONZEとなっている。今回は、LEVEL-R0X4-R52-TOR-TD2の外観などについて紹介する。
使い勝手のよいインターフェースの数と配置
LEVEL-R0X4-R52-TOR-TD2は、ユニットコムが販売するゲーミングデスクトップの多くを占めるケースを採用している。よく使われているだけあって、汎用性が高く使い勝手がよいのが特長だ。全体の基本色はブラックで、そこはよくあるデスクトップという感じだが、前面はヘアライン加工がなされているうえ、赤いラインの部分があり引き締まったデザインになっている。
正面には5インチベイが備わっており、標準でDVDスーパーマルチドライブが入っている。上面の赤い部分にはUSB 3.0が1基、USB 2.0が2基に加え、マイク入力端子とヘッドフォン出力端子も装備している。同じ赤いラインの側面は吸気口になっており、内部冷却として使われている。
左側面のパネルにも広いエリアが吸気口となっており、CPUやビデオカードへ新鮮な空気を送り込みやすい構造だ。右側面にはわずかな膨らみがあり、これはマザーボードの背面に熱が籠もらないようにするためだと思われる。こうした細かいところまで配慮されているのは、ゲーミングモデルならではであろう。底面や側面から吸気し、背面のファンから排気するスタンダードなエアフロ―となっている。
背面のインターフェースは、USB 3.0端子×5、USB 3.1×端子2、USB 3.0(Type-C)端子×1とUSB端子を豊富に揃えている。さらに、ライン入力、ライン出力、マイク入力、センター/サブスピーカー出力、リアスピーカー出力、S/PDIF角形出力まで並んでおり、8chサラウンドの構成も可能だ。そのほか、PS/2コネクターと有線LAN端子も備える。映像出力は、ビデオカードのHDMI出力×1、DisplayPort×3となっている。
次回は、ベンチマークによってこの「LEVEL-R0X4-R52-TOR-TD2」の実力を見ていこう。
試用機の主なスペック | |
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機種名 | LEVEL-R0X4-R52-TOR-TD2 |
CPU | AMD Ryzen 5 2600(6コア/12スレッド、3.4GHz) |
グラフィックス | GeForce RTX 2070 8GB GDDR6 |
チップセット | AMD X470(ASUS X470-PRO) |
メモリー | 16GB(DDR4-2666 8GB×2) |
ストレージ | 240GB SSD+1TB HDD |
内蔵ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ |
インターフェース | PS/2コネクター、HDMI出力、DisplayPort×3、USB3.1×2、USB 3.0×6、USB 2.0×2、USB 3.0(Type-C)×1、ライン出力×1、ライン入力×1、マイク出力×1、ギガビットLANほか |
電源 | 700W(80PLUS BRONZE) |
サイズ | およそ幅190×奥行477×高さ432mm(突起物含まず) |
OS | Windows 10 Home 64ビット |