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拘束状態でプレイするVR脱出ゲームなどに注目【ニコニコ超会議2019】

2019年04月28日 01時00分更新

文● ジサトラハッチ

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 そんななか、謎の少女「カティア」が登場。プレイヤーは頭と指先だけは自由に動かせる。何故か頭にはレーザーポインターが装着され、手元にはスイッチがある。そのため、レーザーポインターで物を指し示し、首振りの動作で彼女とコミュニケーションを取り、囚われの洋館からの脱出を図る。

 VRヘッドマウントディスプレー(HMD)のコントローラーのトリガーを引くと、赤いレーザーが出るので、それで物を指し示してカティアに指示を送る。

 たとえば、ドアを開けて欲しかったら、ドアノブを指し示すとカティアがコレ?っと指し示してくれる。操作して欲しいものを正しく示してくれたら首肯してOKだと伝え、間違っていた場合は首を左右に振る。操作は基本この2つのみ。

同時に体験できるのは2人。今回はOculus Riftでの体験となる。整理券での予約制なので、体験したい人はお早めに

プレイヤーはレーザーで指示を送る

 プレイを進めていくと謎解き要素が増え、間違えるとまるでRPGのダンジョンのような罠が発動し……さてどうなるかは実際のお楽しみに。本タイトルは、PlayStation VR、HTCのVIVE、Oculus Rift、マイクロソフトのWindows Mixed Realityと、あらゆるハードに対応しているという。

 発売は2019年夏を予定、価格は3980円(税別)予定とのこと。PCの推奨環境はCPUがCore i5-4590(4コア/4スレッド、3.3~3.7GHz)、グラフィックスがGeForce GTX 1060以上と、割とVR Readyの最低ラインと軽め。

 VRのゲームは、ルームスケールをフル活用し、全身を動かして体験するものもあるが、本作はあえて「拘束」されているという状況により、椅子に座った省スペースでの体験に意味を持たせている。

 また、自分が動き回らないほか、VR上のプレイヤー自身も映像内で動き回らないため、VRでよく懸念される酔いも起こりづらい。そのため、VRに興味はあったが酔いそう、と思っていた人にもオススメできそうだ。

 VRで体験する高い実在感を得られる謎解きが楽しそうだ、と思ったら続報に期待しよう。

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