ソリッドなデザインがパワフルな音を予感させる
インパクトのあるデザインはキューブデザインと呼ばれている。同社の「AK CD-RIPPER」とも共通するコンセプトだ。筐体を大きなブロックに分けたマッシブでインパクトあるデザインで、「A&ultima SP1000」以下、4th Generationの他モデルとは全く異なるものに仕上がっている。
右側面にはクリック感のあるボリュームノブと3個のボタンが並び、指を掛けやすいように下部にはくぼみが設けられている。左側にあるのが、新採用されたミニXLR 5pin端子だ。XLR(3pin)の変換ケーブルは開発中で、これを使えばバランス接続対応のプリアンプやパッシブアッテネーターに接続できる。また、端子のピンアサインが公表されているためケーブルを自作することも可能だ。
上部には、ブロックごとに電源ボタンと直径2.5mmと直径3.5mmのヘッドホン端子がある。左端はWi-Fi用の電波を通すため、ボディの一部が樹脂製になっている。Bluetooth 4.2対応で、コーデックはSBC、aptX HDが利用できる。充電はUSB Type-C端子を使い、ACアダプターは付属しない。USB端子はデータ転送と充電用を共用している。