大きな進化はないですが
iPad miniのサイズ感は至高!
iPad miniはよいです! 外観変わらず、大きな革新がないのは残念ですが、iPhone XS/XS Max/XRと同じプロセッサーを搭載したiPad miniがようやく発売されたというだけで胸アツです。
iPad miniの最大の美点はやはりサイズ感。目に優しい四六判とほぼ同サイズながら、片手で持っていても不安感がありません。見るにも携帯するにもちょうどよいんですよね。ポケットには入りませんが、音声通話機能とFeliCa機能が搭載されていれば、iPhoneから乗り換えたいぐらいです。
……と、iPad miniのサイズ感にベタ惚れしている筆者は、今回iPad miniを借用しつつ、個人的にも購入しています。すでにASCII.jpには複数のレビューが掲載されているので、ワタシはスペックなどはサラリと触れて、使い勝手を中心にレビューしたいと思います。
最新Android機を凌駕する処理性能は申し分なし!
第5世代iPad miniは、プロセッサーにiPhone XS/XS Max/XRと同じく「A12 Bionic」を採用。ストレージは64GBまたは256GBを搭載しており、メモリーはベンチマークプログラムの表示によれば3GBを搭載しています。
実際にベンチマークを実施してみると、「Geekbench 4」のMulti-Core Scoreは11500、「AnTuTu Benchmark」の総合スコアは381168を記録しました。ちなみにAnTuTu Benchmarkのランキングによれば、iPad Pro(11型)の総合スコアが549653なので、iPad miniのパフォーマンスはiPad Pro比で約69%ということになります。
iPad Proと比較すると物足りないかもしれません。しかし、4月2日時点のAndroidスマートフォンのAnTuTu Benchmark最高スコアは「Samsung S10+(Galaxy S10+)」の332850です。OSが異なりますし、アプリの最適化度合いも違う可能性があるので単純比較はできませんが、iPad miniが2019年のデジタルデバイスとして上位のパフォーマンスを備えていることは間違いありません。
