OYOとヤフーの合併会社であるOYO TECHNOLOGY&HOSPITALITY JAPANは3月28日、賃貸サービス「OYO LIFE」のサービス開始を発表した。
OYO LIFEはスマホのみで物件探しや賃貸契約ができる賃貸サービス。敷金礼金や仲介手数料を支払う必要はなく、最短で翌日から入居ができるとしている。2年契約といった縛りも存在しない。
また、物件には洗濯機や冷蔵庫、テレビといった一般的な家電をはじめ、ベッドやキッチン用具、Wi-Fi環境などが用意され、すぐに生活を始められるような設備が整っているのが大きな特徴だ。
さらに入居後1ヵ月間は、家事代行やカーシェアリングなどサブスクリプションサービスを無料で利用できる「OYO PASSPORT」も使える。このサブスクリプションサービスは、今後200以上に増やしていく予定とのこと。
家賃はシェアハウスタイプが5万~8万円、マンションタイプが10万~100万円、一軒家タイプが30万から100万円といった価格を目安としている。
現在の契約室数は1008室となっており事前登録者数の数字よりも下回っているが、部屋は今後も増やしていくとのこと。
ヤフー代表取締役社長 CEOの川邊健太郎氏の話しによれば今後はPayPayでの支払いに対応するとしている。また、Yahoo!トップページからOYO LIFEのサービスページに移動できるようになるという。
OYO TECHNOLOGY&HOSPITALITY JAPAN CEOの勝瀬博則氏は「自分でさまざまな人生を選べるというのがOYO LIFEの大きな特徴です。決して賃貸を提供するだけのサービスではありません。お家を起点とした新たな生活を提供するサービスだとお考えください」とコメントしている。