ソニーは3月26日、プレミアムコンパクトカメラ「Cyber-shot RX0II(DSC-RX0M2)」を発表。4月12日に発売する。
従来機同様に有効1530万画素の1型Exmor RS CMOSセンサーを搭載、レンズはZEISS Tessar T* 24mm F4.0を装備する。新たに4K動画撮影機能や動画撮影時手ブレ補正機能、背面の1.5型液晶ディスプレー部にはチルト機構が追加、バッテリー駆動時間も長くなった。
瞳を検出して自動でフォーカスを合わせる瞳AF機能の検出精度と速度の向上、液晶ディスプレー表示タイムラグの最小化などの機能強化が行なわれたほか、最短撮影距離は20cmとすることで自分撮りやテーブルフォトで使いやすくなっている。
Wi-Fi-およびBluetooth機能を搭載し、スマホからのコントロールも可能。複数のカメラをコントロールできるアプリ「Imaging Edge Mobile」も公開され、カメラのアクセスポイント機能であれば最大5台、ルーターをアクセスポイントとすれば最大6台までのカメラを1台のスマホで制御。Imaging Edge Mobileは夏頃に機能強化が予定されており、最大50台(有線LANを併用すれば最大100台)のカメラを同時コントロールできるという。
本体サイズはおよそ幅59×奥行き35×高さ40.5mm、重量132g(バッテリー、メディア含む)。10m防水や2mからの落下耐性などの堅牢性能を持つ。実売予想価格は9万1800円前後。