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大容量の衛星データを使いやすい形でオープン化する手法を評価

VLED主催の「勝手表彰」にて「Tellus」の取り組みがスポンサー賞を受賞

2019年03月18日 15時00分更新

文● 市川

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 さくらインターネットは3月14日、一般社団法人オープン&ビッグデータ活用・地方創生推進機構(VLED)が主催する「2018年度 勝手表彰」にて、同社が経済産業省から受託した「平成30年度政府衛星データのオープン&フリー化及びデータ利用環境整備事業(以下、本事業)」がスポンサー賞を受賞した。

衛星データプラットフォーム「Tellus」には、衛星データや衛星データを扱うさまざまなツールの提供、衛星データ活用のためのトレーニングおよび衛星データコンテストなどの教育コンテンツ、そして衛星データを活用するためのさまざまなドキュメントを提供するオウンドメディアといった機能を搭載

 本事業では、同社が所有する大規模なストレージを活かし、分析・解析などに必要なコンピューティングを有した衛星データプラットフォーム「Tellus」の構築・運用に取り組んでいるという。

本事業に携わったメンバー(一部)。副賞として、オープンデータとかけてオーブントースターを授与

 今年で6度目となる勝手表彰は、VLEDがオープンデータの普及促進などに貢献した事例を勝手に表彰するというもの。同社の選定理由として、「大容量である衛星データを使いやすい形でオープン化する手法は、今後さまざまな分野にも応用できると考えられる。Tellusの今後の展開にさらなる期待をしている」とVLEDはコメントしている。

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