HTCは、5G通信に向けたスマートハブ「5G Hub」のウェブページを公開した。近く提供開始される5G通信がもたらすネットワーク環境を視野に入れ、「家庭やオフィス、あるいは外出時に持ち運んでの使用も視野に入れた製品」としている。
5G通信が実現すると、これまでと比較して大容量の情報を低遅延で通信できると見込まれる。情報通信のトラフィックをコントロールするものとして、5G Hubがさまざまな用途への対応できると考えているという。
例としては、高解像度のゲームを滑らかにスクリーンに描画したり、最大20台の複数の端末へ通信環境を提供したり、一体型VRヘッドセットへのストリーミング配信をしたりなどの活用例を挙げている。 将来的には、同社の一体型ヘッドセット「VIVE Focus」に、VRコンテンツ配信プラットフォーム「Viveport」にあるコンテンツのストリーム配信をすることも予想される。