画面は2分割か3分割できる
開いた画面を2分割あるいは3分割して、それぞれ別のアプリケーションを利用できる「Multi Active Window」も採用。左側の大きい画面で動画を見ながら、右上画面でチャット、右下画面でニュース検索、なんてこともできます。なお、サムスンはGoogleのアンドロイド開発者コミュニティーと連携して、折り曲げ可能なディスプレー向けのアプリやサービスの最適化も進めていくとのこと。
カメラはGalaxy S10+と同等のものを搭載し、背面に12メガピクセルのテレ、12メガピクセルの広角、16メガピクセルの超広角、フロントには10メガピクセルのセルフィーカメラと8メガピクセルの深度測定カメラを搭載。さらに閉じたときのフロント面にもう1つと、合計6個のカメラを搭載しています。
メモリーは12GB、内蔵ストレージは512GBと大容量。そしてデュアルバッテリーにより4380mAhの高容量を確保し、長時間の利用も可能です。Galaxy S10シリーズ同様のワイヤレスパワーシェア機能も搭載しているので、他のワイヤレス機器の充電も可能です。
閉じた状態で親指が自然に触れるディスプレー面部分に指紋認証センサーを内蔵。内部のバッテリーやパーツの配置も、ディスプレーを広げて持った時の重量バランスが考慮された設計です。
本体カラーはスペースシルバー、コスモスブラック、マーシャングリーン、アストロブルーの4色。閉じたときはヒンジの背中部分に「Samsung」のメーカーロゴが美しく表示されます。
まったく新しい概念のスマートフォンとなるGalaxy Fold。デモの動作もスムースで、ほぼ製品版と言える実機を目のあたりにすると日本市場への投入も期待したくなります。4月のグローバル発売に続き、日本にも夏モデルとして登場することを願いたいものです。