m-Book R シリーズをチェック。Core i7-8565U&GeForce MX 150搭載
高コスパなMX 150搭載15.6型ノートPCは狭額ベゼルでスタイリッシュ
マウスコンピューターの「m-Book R シリーズ」は、15.6型液晶を搭載したノートパソコン。ディスプレーはフルHD(1920×1080ドット)のノングレアタイプを採用している。ラインアップは5機種で、ストレージ構成やメモリー容量に違いはあるが、共通でCPUにCore i7-8565Uを、GPUにGeForce MX150を搭載したハイスペックなモデルとなっている。
今回はシリーズの中でミドルレンジに位置するスタンダードモデル「m-Book R500SN-M2SH2」を紹介する。主なスペックは、CPUがCore i7-8565U(1.80GHz)、メモリーが8GB、GPUがNVIDIA GeForce MX150、ストレージが256GB SSD(M.2接続)/1TB HDDといった構成。こうした高性能なスペックでありながら、13万2624円からとコストパフォーマンスも高いのも特長だ。今回は、m-Book R500SN-M2SH2の外観を紹介しよう。
ナローベゼルの薄型スタイリッシュボディー
m-Book R500SN-M2SH2のディスプレーを囲むベゼルは、上と左右ともに約6.9mmという超狭額縁の「ナローベゼル(Narrow Bezel)」デザインを採用している。そのため、画面が見やすく没入感が高まっている。
本体は、天板と底面にアルミ素材を使用しているため、厚みは突起部を含むと約22.6mm、突起部を含まない場合は約18.7mmと、15型クラスのノートでは薄い部類に入るスリムボディーだ。
キーボードは87キータイプとなっている。ピッチは約18.75mmもあり、15.6型のサイズと相まってとくに狭くなっているキーもないゆったりとした配置だ。右端に「Del」、「Home」、「PgUp」、「PgDn」、「End」、「→」が並んでいるのが特長的なため、最初のうちは慣れないかもしれない。だが、m-Book R500SN-M2SH2はメインマシンとして使えるスペックであるため、タイプする頻度が多ければ多いほどすぐに慣れるだろう。また、タッチパッドが広くなっているのも操作性の快適さに貢献している。
右側面には、ヒンジ側からセキュリティーロックホール、マルチカードリーダー、USB 2.0(Type-A)、ヘッドフォン/マイク4極コンボジャックが並ぶ。
左側面には、同じくヒンジ側から電源端子、HDMI出力端子、USB 3.0(Type-A)×2、DisplayPort共用のUSB 3.1(Type-C)が並ぶ。HDMI出力端子とUSB 3.1(Type-C)端子は、4K映像出力も可能で、最大3画面の同時表示も可能だ。
m-Book R シリーズはディスプレーサイズが15.6型のため、一般的にはホームノートというカテゴリに入る。だが、バッテリー駆動時間はカタログスペックで約8.3時間もあるのでモバイル活用も十分に可能だ。約1.8kgという重量も、落ち着いた場所で使うと考えれば持ち歩くこともできるだろう。家で使うだけではなく、出張や旅行、帰省のお供に最適といえる。
次回以降は、使った上での感想やベンチマークソフトを使ってスペックを検証していく。
試用機の主なスペック | |
---|---|
機種名 | m-Book R500SN-M2SH2 |
CPU | Core i7-8565U(クアッドコア、定格1.80GHz、最大4.60GHz、8MBスマートキャッシュ、HT対応) |
グラフィックス | GeForce MX150/インテル UHDグラフィックス 620 |
メモリー | 8GB |
ストレージ | 256B SSD(M.2接続)+ 1TB HDD |
ディスプレー | 15.6型 (1920x1080/LEDバックライト) |
内蔵ドライブ | ー |
通信規格 | 有線LAN(1000BASE-T)、無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)、Bluetooth 5 |
インターフェース | USB 2.0、USB 3.0×2、USB 3.1(Type-C)×1、HDMI端子、マイク/ヘッドフォンコンボジャック、マルチカードリーダー |
サイズ/重量 | およそ幅359.6×奥行243.9×高さ22.6mm/約1.8kg |
OS | Windows 10 Home(64bit) |
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