内部もデザインも美しい「G-Master Spear Z390-Mini II」
GeForce RTX 2070搭載! NZXT PCケース採用小型ゲームPCの実力
2019年01月30日 17時00分更新
ストレージの性能にもこだわり、NVMe対応SSDを標準装備
ゲーミングPCの性能といえばCPUとグラフィックボードばかりが注目されてしまうが、PC全体のパフォーマンスを左右するといっても過言ではないのがストレージ。いくらCPUが速くても、ファイルを読み書きするストレージが遅ければ、待たされてしまうためだ。
「G-Master Spear Z390-Mini II」はこのストレージにNVMe対応、PCIe3.0×4接続となる「ADATA XPG SX8200 Pro」を採用。容量は512GBと十分で、大型のゲームタイトルを複数インストールしても余裕がある。このSSDの実力を見るため、「CrystalDiskMark」で速度をチェックしてみよう。
シーケンシャル性能はリードで3000MB/sを超えていて、これは、よくあるSATA接続のSSDと比べ5倍以上の性能だ。ライトはリードほどではないとはいえ、1700MB/s以上。同じくSATA接続のSSDと比べると、3倍以上も高速となる。
NVMe対応SSDは高速なものが数多くあるが、意外と速度が出ていないのがランダム性能だ。その点ADATA XPG SX8200 Proは、「4KiB Q8T8」でリード1340.6MB/s、ライト1157.5MB/sと高め。定番ともいえるIntelの760pの速度は、リード・ライト共に1000MB/s前後ということを考慮すると、かなりの速度が出ているといえるだろう。