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Cooler Master「MasterCase SL600M」

煙突効果構造のCooler Master製本格派アルミケース

2019年01月26日 23時50分更新

文● 山県 編集●北村/ASCII.jp

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 Cooler Masterから、煙突効果を採用するアルミ製のミドルタワーPCケース「MasterCase SL600M」(型番:MCM-SL600M-SGNN-S00)が発売された。ギミック満載の注目モデルだ。

煙突効果を採用するアルミ製のミドルタワーPCケース「MasterCase SL600M」

 トップとフロントにサンドブラスト加工を施したアルミ製パネルを採用するミドルタワーPCケースの新作。底面に標準搭載された2基の大口径200mmファンから取り込まれたエアーは、煙突効果によりケーストップから排出される冷却構造を採用する。

派手な発光ギミックは一切排除。本格派のアルミ製ミドルタワーPCケースに仕上がっている「MasterCase SL600M」

 また、背面のPCIスロット部のパネルを取り外し向きを90度変更することで、ビデオカードの垂直マウントに対応する(別途ライザーケーブルが必要)。また、SSD、HDD、水冷ポンプやリザーバーを取り付けできるマルチブラケットを装備。ケース内のさまざまな位置に取り付け可能だ。

内部は独特なレイアウトながら、DIY水冷構成でも問題ない拡張性を確保

 奥行き200mmまで対応する電源ユニットは、フロントに搭載するというユニークな仕組み。電源配線に延長ケーブルを使用するため、1000Wを超える電源ユニットには非対応となる点には注意が必要だ。そのほか、USB 3.1 Type-C×1、USB 3.0 Type-A×3、USB 2.0 Type-A×2、オーディオ端子×2で構成されるI/Oパネルには近接センサーを内蔵。人の手が近付くとアクセスポートが発光するため、暗い場所でも視認しやすい。

遮音性の高いパネルデザインによる優れた静音性を実現。手を近づけることで自動的に発光するUSBポートは実用的なギミックだ

 ベイ数は2.5/3.5インチ×4、2.5インチ×4で、拡張スロットは7+2。ビデオカードは318mm、CPUクーラーは高さ191mmまで。本体サイズは242(W)×544(D)×573(H)mm。価格は2万8800円(税抜)。オリオスペックやドスパラ秋葉原本店、ツクモパソコン本店、TSUKUMO eX.で販売中だ。

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