左は「知」右は「体」、サッと切り替わる反応の良さが気持ちいい
ソフトウェア的には、Wear OSとの親和性が強化されています。購入時はWear OS by Google 2.0が搭載されていますが、ペアリング完了後に最新バージョンの2.2にアップデートされます。Wear OS by Google 2.0では、タッチUIが変更され、左から右にスワイプするとGoogleアシスタントが起動、右から左にスワイプするとGoogle Fitの画面が表示されます。ウォッチフェイスの選択は、画面の長押しに変わりました。
ハードスペックは、従来モデルと同じQualcomm Snapdragon Wear 2100プロセッサーですが、左右のスワイプによる画面切り替えが速く、体感として非常に快適です。これまでGoogleアシスタントもGoogle Fitも、メニューをたどってアプリを起動するのは億劫で、あまり使うことがなかったのですが、スワイプでパッと表示されるので、つい無意識のうちにGoogleアシスタントで最新の話題を眺めていたり、Google Fitで運動の成果を頻繁にチェックしたりするようになります。
がんばらなくてもなんとなく使いこなせて、情報収集や体を動かすことが習慣づけられるのは、大きなメリットです。
画面タッチの反応も良いので、ストレスなく操作できますし、検索やメッセージの返信には音声入力を使えば、タッチ操作は最小限で済みます。クセのないミニマムなデザインなので、世代や性別を問わず身に着けやすく、シンプルに扱えるので、デジタル機器が苦手な方や、健康の気になるシニアへの贈り物としてもお勧めしたいです。