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ベンチマークで性能をチェック、ウェブブラウジングやOffice作業は問題なし

仕事用マシン買い替えなら第8世代CPUでメインで使える15.6型ノートPC

2018年12月22日 10時00分更新

文● MOVIEW 清水、編集●八尋/ASCII

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「dynabook T75/GR」

 15.6型ディスプレーに第8世代のCore i7-8550Uを搭載し、メモリーも16GBが標準と、メインマシンとして活用するのに十分なパワーを持つノートパソコン「dynabook T75/GR」(ウェブ直販モデルは「dynabook AZ65/G」)。GPUこそCPU内蔵のインテル UHD グラフィックス 620ではあるが、そのほかの仕様については幅広いユーザーの期待に応えてくれそうなスペックになっている。

 今回は、dynabook T75/GRの実力を計るべく、定番ベンチマークテストを実施して性能を検証してみた。

 総合系ベンチマークソフトのPCMark 8は、通常作業などのパフォーマンスをチェックするためのソフト。今回は「Home Accelerated」、「Creative Accelerated」の2種類をチェックしたとことろ、はHomeが3472、Creativeが3719となった。ウェブブラウジングや動画閲覧、Officeソフトでの作業など、日常的な使用であれば問題なくできるだろう。

Home Acceleratedの結果

Home Acceleratedの結果

 「PCMark 10」は、PCMark 8にあった各種ベンチマークテストを統合したベンチマークテスト。アプリ起動やブラウジングでの性能を測る「Essentials」、オフィス製品などでの性能を測る「Productivity」、画像や動画製作などの性能を測る「Digital Contents Creation」、ゲーム関連の性能を測る「Gaming」の4種類がチェックできる。

PCMark 10の結果

 スコアは「Essentials」が3953、「Productivity」が4099、「Digital Contents Creation」が2244、「Gaming」が822となった。EssentialsとProductivityは普段使い用のノートパソコンとしては申し分ない数値だ。一方、CPU内蔵GPUを採用しているため、Digital Contents CreationとGamingのスコアは低めだ。とはいえ、重い写真・動画編集やゲームをガッツリ遊びたいのでなければ、問題はない。

 CGのレンダリング性能から独自のスコアを算出する「CINEBENCH R15」では、グラフィックスAPIのOpenGLが45.51fps、CPUの性能テストでは509cbという結果となった。やはりグラフィックス面は少し低いが、CPUの性能はノートパソコン向けのCPUとして申し分ない数値だ。

「CINEBENCH R15」OpenGLのテスト結果

CPUのテスト結果

 PCMark 10の結果のとおり、dynabook T75/GRにゲーミングパソコンのような3D性能は望めないが、パフォーマンスを測るために3DMarkによるテストを実施。スコアは「Fire Strike」が1035、「Sky diver」で4095、「Time Spy」が389となった。大作ゲームをプレーするのは厳しいが、負荷の軽いMMORPGやブラウザーゲームなら遊べそうだ。

Fire Strikeの結果

Sky diverの結果

Time Spyの結果

 そこで、負荷が低めのゲームが動作するのか、「ドラゴンクエストX ベンチマークソフト Ver1.51」でチェックしてみた。結果は、標準品質・最高品質ともに普通という結果となった。快適に遊べるという結果とはならなかったが、ドラゴンクエストX程度の負荷のゲームであれば、設定次第ではしっかり遊べるだろう。

1920×1080ドット、標準品質、スコア4904

1920×1080ドット、最高品質、スコア3890

 ドラゴンクエストXより高いグラフィックス描画能力が求められる「ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮の解放者 ベンチマーク」もチェックしてみた。こちらは標準品質で普通、高品質だと設定変更を求められた。こちらも設定次第では遊べなくもないが、快適にとなると解像度を下げる必要もありそうだ。

1920×1080ドット、標準品質、DirectX 11、スコア2180

1920×1080ドット、高品質、DirectX 11、スコア1499

 ゲーミングではなく、普段使いとしての活用が想定されるdynabook T75/GRでは、GPU性能は高くない物の、ウェブブラジングやメール送受信、Officeなどのアプリの操作は十二分に期待に応えてくれるマシンだ。机の上で使い、そのまま外へ持ち出してクライアントとの打ち合わせに使うとなど、いつでも同じ環境・データをあつかえるメインマシンとして活躍してくれるはずだ。メインで使うノートパソコンを探している人は、一度検討してみてはいかがだろうか。

 また、dynabook T75/GRの直販モデルのdynabook AZ65/Gであれば、SSHDやSSD搭載モデルも選択できるので、パソコンの起動などがより高速なほうがいいという人は、そちらもチェックしてみてほしい。

試用機とウェブ直販モデルの主なスペック
製品名 dynabook T75/GR dynabook AZ65/G(ウェブ直販モデル)
CPU Core i7-8550U(1.8GHz)
グラフィックス インテル UHD グラフィックス620
メモリー 16GB 8GB
ストレージ 1TB HDD 1TB SSDH
ディスプレー 15.6型(1920×1080ドット)
内蔵ドライブ Blu-ray Discドライブ
通信規格 有線LAN(1000BASE-T)、無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n)、Bluetooth 4.1
インターフェース USB 3.0端子×2、USB 2.0端子×2、SDカードリーダー、マイク入力/ヘッドフォン出力端子、HDMI出力端子、有線LAN端子
サイズ およそ幅379×奥行258×高さ23.7mm/約2.4kg
カラー モデナレッド、リュクスホワイト、プレシャスブラック、サテンゴールド サテンゴールド
OS Windows 10 Home(64bit)

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 東芝製ノート共通の注目ポイントとして紹介しておきたいのが、その価格。dynabook T75/GRのウェブ直販モデル「dynabook AZ65/G」(8GBメモリー、1TB SSHD)の場合、東芝ダイレクトの直販価格は14万1480円からなのだが、Room1048会員(東芝ID)価格は12万2904円(12月21日現在)からとなっている。16GBメモリー、1TB SSD搭載モデルも16万7184円(12月21日現在)からだ。

 このほかの東芝製ノートもかなりお得な価格になっているため、ノートPCの購入を考えている方は、とりあえずRoom1048/東芝ID会員(無料)になることを強くオススメしたい!

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