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RTXじゃなくても高性能! 特別価格でSteamウォレット付きの「G-GEAR GA7A-B181T/AS1」をレビュー

2018年12月17日 17時00分更新

文● 林 佑樹 編集●ジサトラショータ

提供: Project White

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購入後の拡張もしやすい構造

ケース内は整理されており、冷却性と拡張製に配慮している

 ケース内を見てみよう。手持ちのパーツを流用する場合や、のちのち追加する場合が想定されているかは不明だが、パーツの入れ替えや追加に不自由しないだけの十分なスペースはある。購入後にメモリーを追加したり、ゲーム用SSDを足したりといったことも現実的だろう。

 PCIeスロットは、PCIe 2.0 ×16×1、PCIe 2.0 ×1×3が初期状態から使用可能となっており、キャプチャーボードやUSBポート増設ボードなどの流用もやりやすい。なおグラフィックボードは、計測してみたところ、ボード長300mm以内まで対応だった。

 ストレージの搭載スペースは、3.5インチシャドウベイ×3、2.5インチシャドウベイ×4と豊富であり、SATAポートも6つと多いため、ストレージの流用をしたり、240GBあたりの安いSSDをゲームクライアントインストール用に複数追加したりといったことがやりやすい。またM.2スロット×1も用意されている。

トレイ方式なのでストレージのインストールは楽

グラフィックボードの上に、M.2スロットがある

GTX 1080はやっぱり強い! RTX 2070搭載時と比較してみた

 ベンチマークを見ていこう。「G-GEAR GA7A-B181T/AS1」は、1世代前のハイスペックGPUであるGeForce GTX 1080を搭載しており、現行製品と比べても性能の不足はほとんどないというのがポイントである。よって、以下のベンチマークでは、TSUKUMOから届いた状態での計測に加えて、参考までにグラフィックボードを「GeForce RTX 2070」に換装した際の計測もしている。なおGPUドライバーバージョンは、GeForce 417.01だ。

 ベンチマークは、「3DMark v2.6.6238」、「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマーク」、「Shadow of the Tomb Raider」を採用した。また、プレイフィールをインプレッションするために「PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS」をプレイしている。

3DMarkのスコアー

 まずは3DMarkから見ていくと、両者のスコアーに大きな違いがないことが分かる。強いていえば、「Time Spy」プリセットで約1000のスコアー差が生まれているが、DirectX 12前提のゲームタイトルにおいて、プレイフィールに極端な影響が出るレベルではないため、この点はあまり気にしなくてもいいだろう。そのため、RTXシリーズの特徴でもあるレイトレやDLSSを考えないのであれば、GeForce GTX 1080でOKといえる。

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