瞳AFで撮影すると動作は遅くなるものの
ピンの合った写真が撮りやすくなる
この薄い被写界深度の写真を一眼レフ機で撮ろうとすると、最後はマニュアルフォーカスで微調整することが多く、しかも合っているかどうかはわからないのですが、AFだけでこの写真が撮れたことが驚き以外の何物でもありません! 被写界深度が浅いガチピン写真が何の苦もなく撮れてしまうのですから、楽しくて仕方ありません。何枚も撮りたくなります。
少し後ろに下がり全身を撮影。今度は顔だけを認識します。どこまで離れたところで顔認識するか試したのですが、写真の位置あたりでもカメラは生田さんの顔をしっかりと認識しました。もちろんカメラは彼女のボディーラインも綺麗に収めています。
この状態で多少カメラが動いても顔を追い続けていました。被写体やカメラが多少は動いても平気なようです。人を撮るにはEOS Rはとてもいいカメラであると確信して、お客様の入場と同時にB-MAX RACING TEAMのピットを離れました。
筆者は普段、一眼EOSを使っているのですが、ミラーレスは本当に軽くて便利。さらに瞳AFはポートレート撮影に強力な効果を発揮するツールだと確信しました。ちょっと速度が遅くなってしまう、という難点はありますが、ピンボケ写真を大量生産するよりはマシです。これからもEOS Rを使う際は「瞳AF」を積極的に利用していく予定です。また、ポートレート撮影を楽しまれる方はEOS Rの導入を検討してはいかがでしょうか。
そして次回はEOS Rを使ってレーシングカーを撮影します。流し撮りのしやすさははたして!?