有名レースクイーンの生田ちむさんをモデルに
新機能「瞳AF」の使い勝手を検証
モデルは2017レースクイーン大賞を受賞、今年のSUPER FORMULAでは「B-MAX RACING TEAM」で愛らしい笑顔を魅せた生田ちむさん。ピットウォーク開始前のわずか2分間を利用し撮影させてもらいました。生田さんは、なんとプライベートでも1人で鈴鹿まで赴き、今年のF1観戦を楽しんだというモータースポーツ好きで、自らSNSやブログでモータースポーツの情報を発信しています。
まずはAv(絞り優先)+評価調光モードで数枚。いつもは被写体の瞳に測距点を移動させて撮影するのですが、普段使っているEOS7D MarkⅡよりもファインダーが広く、また測距点のような目安となるものがないので、上側が相当空いてしまったのはご愛嬌として……。
場所が悪く、露出は彼女の白い服に引っ張られてか、やや暗めの描写。EOS RのAFは一眼EOSとは比べものにならないほどの速度なのですが、瞳AFモードにすると若干速度が低下するようです。
せっかくですので日の当たるピットロードに移動して、逆光ぎみの場所で露出をMモード(マニュアル露出)にして撮影してみました。マニュアル露出というと難しいと思われるかもしれませんが、ファインダーで実際の明るさやヒストグラムを見ながらシャッタースピードを変えるだけですので簡単に使いこなすことができます。一眼レフ機と大きく異なるミラーレスカメラならではの良さです。
シャッターを半押しすると、カメラはまず顔を認識し、そこからさらに瞳を認識して合焦。他のAFモードに比べるとタイムラグはあるため、タイミングがつかみづらいものの、いきなりジャスピンの絵が撮れてしまったではありませんか!
よく見ると生田さんの左目、つまりカメラに近い方の目にピントが合い、右目はアウトフォーカスしているという開放ならではの描写。