スリムボディーに狭額ベゼルディスプレー、スタイリッシュな筐体も魅力
ペン付属で写真のレタッチやメモ作成も快適な4K15.6型2 in 1ノートPC (1/2)
2018年11月01日 07時00分更新
デルから、ノートパソコンとしてもタブレットとしても使用できる2-in-1パソコンの新製品「New XPS 15 2-in-1」」が登場した。わずか4.7mmという極薄ベゼルの採用により、15.6型ディスプレーを搭載しながら14型相当のコンパクトなボディーを実現しているほか、Adobe RGBカバー率100%の4KディスプレーやRadeon RX Vega Mを搭載するなど、フラグシップ機ならではの性能の高さが大きな特徴。
今回、New XPS 15 2-in-1の実機を試す機会を得たので、実際の使い勝手やパフォーマンスなどを2回にわたって紹介していこう。
15.6型でありながら2kgを切るボディー
ここ最近のデルのノートパソコンといえば、ベゼル幅が細いフレームレスディスプレーが特徴の1つになっている。なかでもNew XPS 15 2-in-1は、およそ4.7mmという極細ベゼルを採用しており、一般的な14型ノートPCとほぼ同じサイズ感を実現。具体的には、およそ幅354×奥行き235×高さ9~15mm、重量約1.98kgとなっている。
直販サイトのラインナップは、フルHDを採用する「プレミアム」モデルと、4K液晶ディスプレーを採用した「プラチナ・4Kタッチパネル」の2モデルにわかれ、後者はさらにメモリーやストレージ容量を増量したモデルも用意されている。基本となる2モデルのおもなスペックは次のとおりだ。
New XPS 15 2-in-1の主なスペック | ||
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モデル名 | プレミアム | プラチナ・4Kタッチパネル |
CPU | Core i7-8705G(3.1GHz、4コア/8スレッド) | |
グラフィックス | Radeon RX Vega M GLグラフィックス(4GB HBM2 グラフィックス メモリー付き) | |
メモリー | 8GB | |
ストレージ | 256GB SSD | 512GB SSD |
ディスプレー | フルHD(タッチ対応/sRGB100%) | 4K-UHD(タッチ対応/AdobeRGB100%) |
バッテリー | 6セル、75Whr | |
重量 | 1.98kg |
ディスプレーの解像度とストレージ容量以外はほぼ共通で、いずれのモデルにも感圧性や応答性を改善した新型のスタイラスペン「Dell プレミアム アクティブ ペン」が同梱されている。
インターフェースも全モデル共通で、本体左側面にThunderbolt 3(電力供給およびDisplayPort対応)×2、microSDカードリーダー、本体右側面にUSB Type-C 3.1端子(電力供給およびDisplayPort対応)×2、ヘッドセットジャック、Nobleロックスロットを配置している。Thunderbolt 3はPCIe Gen3の4レーンとなっており、最大40Gbpsの高速なデータ転送が可能だ。また、USB Type-CをType-Aに変換するアダプターも付属する。
このほか、ディスプレー下側のベゼルにはWindows Helloの生体認証に対応した赤外線カメラが、キーボード奥には電源ボタンに内蔵された指紋認証リーダーが搭載されており、指紋や顔認証で手軽にログインできるようになっている。