このページの本文へ

カスタマイズでメインマシンにも! コンパクトながらインターフェースも豊富

6万円台から買えるリビング用やサブ機にオススメな幅55mmの小型PC

2018年10月19日 07時00分更新

文● MOVIEW 清水、編集●八尋/ASCII

sponsored

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

「ESPRIMO WD1/C2」

 いまやライフラインの1つとして欠かせないウェブブラウジング。いつでもどこでもスマホを使ってアクセスできる環境になってはいるが、動画などはやはり大きな画面で見たいもの。しかし、そのつどリビングのテレビなどにノートパソコンを接続するのは何か面倒だ。そうしたときに便利なのが、今回紹介するデスクトップパソコン「ESPRIMO WD1/C2」。コンパクトな筐体なので、テレビの横など狭い場所にも設置できる。

 さらに、クーポンを使用すれば6万7230円(10月18日現在)から購入でき、2台目のパソコンとしてリビングに常設するのに手頃な価格となっている。今回は、ESPRIMO WD1/C2の外観や仕様などについて紹介する。

 ESPRIMO WD1/C2の最大の特徴はなんといってもコンパクトなボディー。サイズはおよそ幅55×奥行き191×高さ186mm。縦置きでは安定して置けるようにフット(設置台)がつくが、その場合でもおよそ幅86×奥行き191×高さ193mmといったサイズに収まる。

 標準構成では、Celeron G4900T(2コア/2スレッド/2.90GHz)を搭載し、Core i3-8100T(2コア/4スレッド/3.10GHz)とCore i7-8700T(6コア/12スレッド/2.40~4.00GHz)に変更できる。セカンドマシンとしての使用を想定しているのであれば、それほどハイスペックなCPUは不要なので、標準CPUでコストを抑えるのもいいだろう。

 GPUはCPU内蔵のインテル HD グラフィックス 610で、Core i3、i7を選択した場合はインテル HD グラフィックス 630になる。カスタマイズでGPUの追加はできないが、負荷の高いゲームなどをしなければ大きな問題はない。

 メモリーは4GB(DDR4 SDRAM)が標準で、最大16GBまで増設できる。ストレージは500GB HDDだが、容量は1TB HDDのほか、速度の速い256GB、512GBのSSDに変更可能だ。光学ドライブはオプションでDVDスーパーマルチドライブとBDXL対応のBlu-ray Discドライブが選択できる。

コンパクトな筐体にうまく収まった光学式ドライブ

小さくても周辺機器の接続に困らない拡張性

 ESPRIMO WD1/C2はコンパクトだが、周辺機器や外部ディスプレーを接続するための外部端子は豊富に用意されている。外部端子は縦置き・横置きに関わらず使えるよう、前面と背面に集約されている。

ESPRIMO WD1/C2を横置きしたところ。接地面が広くなるので、当然横置きのほうが安定する

 前面にはUSB 3.0端子×2、ヘッドフォン端子、マイク端子を配置。写真左側にあるのが光学ドライブで、DVDなどを観るときすぐに使える位置にある。

 背面にはUSB 3.0端子×2、USB 2.0端子×2、PS/2ポート、ラインアウト端子、有線LAN端子、DVI-D端子、DisplayPortがある。HDMIでテレビにつなぐ場合には、DisplayPortをHDMIに変換するケーブルが必要となる。

ESPRIMO WD1/C2の前面

背面

 キーボードやマウスはUSB接続の有線タイプが標準で付いてくる。PS/2ポートがあるのでどちらかを接続する場合、こちらも変換コネクターが必要となる。なお、オプションとしてワイヤレスキーボードとワイヤレスマウスも用意されているため、コンパクトさを活かしリビングなどに置く場合は、配線などがわずらわしさを考えるとワイヤレスを選びたいところだ。オプションで購入しても3000円ちょっとほど高くなるだけですむ。ただし、このワイヤレスキーボードとマウスはUSB端子に専用レシーバを接続するタイプで、Bluetooth接続ではない。なお、Bluetooth 4.1とIEEE 802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LANもオプションとなっている。

 今回、ESPRIMO WD1/C2を実際に使ってみて少し気になったのは音だ。負荷の高いアプリなどを使うとファンが稼働するのだが、その音が少し大きめに感じた。ただし、テレビ音声が聞こえなくなるほど大きいわけではない。HDDの駆動音はとくに聞こえなかったが、より静音がいいという人はSSDを選んでもいいだろう。

 ESPRIMO WD1/C2の基本構成は次の通りだ。次回はベンチマークなどを実施し、ESPRIMO WD1/C2の実力を測ってみる。

ESPRIMO WD1/C2の主なスペック
基本構成 試用機の構成
CPU Celeron G4900T(2コア/2スレッド/2.90GHz) Core i7-8700T(6コア/12スレッド/2.40~4.00GHz)
グラフィックス インテル UHD グラフィックス 610 インテル UHD グラフィックス 630
メモリー 4GB 16GB
ストレージ 500GB HDD 512GB SSD
内蔵ドライブ Blu-ray Discドライブ
インターフェース(前面) USB 3.0端子×2、マイク入力端子、ヘッドフォン出力端子
インターフェース(背面) USB 3.0端子×2、USB 2.0端子、DVI-D端子、DisplayPort、PS/2端子、ラインアウト端子、有線LAN端子
サイズ/重量 およそ幅55×奥行191×高さ186mm/約2.1kg
OS Windows 10 Home(64bit)

■関連サイト

カテゴリートップへ

富士通パソコンFMVの直販サイト富士通 WEB MART
【300*80】 ascii 富士通 WEB MART 個人

製品ラインアップ

ノートブックパソコン/タブレット

  • 富士通 FMV LIFEBOOK NH
  • 富士通 FMV LIFEBOOK AH
  • 富士通 FMV LIFEBOOK UH
  • 富士通 FMV LIFEBOOK CH
  • 富士通 FMV LIFEBOOK MH
  • 富士通 FMV LOOX
  • 富士通 FMV LIFEBOOK PH

デスクトップパソコン

  • 富士通 FMV ESPRIMO FH
  • 富士通 FMV ESPRIMO DH

その他の注目商品

  • 富士通 ScanSnap コンパクトスキャナ