続いてはauだ。auは昨夏に「auピタットプラン」「auフラットプラン」を導入し、現在では主流になっている。他のプランも実際には選択可能だが、本稿では同プランで説明する。
端末購入時の料金割引が無いプランがすでに主流
今年のイチオシはNetflix+月25GBのセットプラン
まず最初に前提となるのは、この両プランでは月々の料金が最初から割安になっている代わりに、端末購入時に毎月料金が割り引かれる「毎月割」は存在しない。その点で以前のauのプランやドコモとは大きく異なるので注意したい。
では、「auピタットプラン」「auフラットプラン」の違いから。前者は利用する通信量で料金が上がっていく段階制のプラン。後者は月20GBまたは30GBで決め打ちのプランだ。「auピタットプラン」で月3GBを超えると、「auフラットプラン」との差はほとんど無くなるので、基本的にライトユーザー向け。
基本プランとデータ定額の料金は実際には細かく分かれているが、サイト上では1つの料金表示となっているのがauの特徴。なお、CMなどでうたわれる料金は、対応する固定回線契約者に適用される「auスマートバリュー」や、1年目のみ月1000円割り引かれるキャンペーンなどがすべて適用されたものである。
その基本プランは通話定額の種類で3つ用意されており、最も基本的な「スーパーカケホ」は1回5分まで、そこから月1000円プラスすると時間制限がなくなる「カケホ」に、逆に月500円マイナスで通話定額無しの「シンプル」が選べる。
データ定額は段階制の「auピタットプラン」か、月20GBか30GBの固定制となる「auフラットプラン」のどちらか。今年はさらに月25GBのデータ定額とNetflixの契約がセットになった「auフラットプラン25 Netflixパック」も用意。本来は月20GBプランの1000円増しだが、最初の1年間の割引額を増やすことで差を縮めている。
auでiPhone XSを使う場合の実際の料金は?
auでもiPhone XSを購入したユーザーが毎月支払う料金(端末代金を除く)を計算してみよう。
●通話定額無しの例
月3GBまでの人=4980円
月20GBまでの人=6000円(1年目4480円)
月30GBまでの人=8000円(1年目6480円)
月25GB+Netflixの人=7000円(1年目4980円)
ここに対象固定回線の契約者に適用される「auスマートバリュー」の割引を加えると以下の金額となる。
●「auスマートバリュー」適用例
月3GBまでの人=3980円
月20GBまでの人=5000円(1年目3480円)
月30GBまでの人=7000円(1年目5480円)
月25GB+Netflixの人=6000円(1年目3980円)
つまり「auスマートバリュー」が適用されると2年目以降はドコモとほぼ同額で、1年目はかなり割安感があるという結果になる。
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