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NAS/ワークステーション/監視カメラ/サーバー向け各シリーズに

シーゲイト、HDD「IronWolf」シリーズなどに14TBモデルを追加

2018年09月11日 14時20分更新

文● 行正和義 編集●ASCII

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左より「IronWolf Pro」、「BarraCuda Pro」、「SkyHawk」。いずれも3.5型ドライブとなる

 シーゲイトは9月11日、ハードディスク「IronWolf/IronWolf Pro」、「BarraCuda Pro」、「SkyHawk」、「Exos X14」シリーズそれぞれに14TBモデルを追加した。

 IronWolfシリーズはNAS用途で利用されることが多いHDD製品。NASサーバー用のAgileArrayファームウェアで最適化され、RAIDパフォーマンス、デュアルプレーンバランス、回転振動(RV)センサー、高度な電源管理やエラー回復制御など信頼性を高める技術が盛り込まれている。障害予防機能に加え、IronWolfには3年、IronWolf Proには5年の製品保証が付属。14TBモデルの米国での販売価格はIronWolfが529.99ドル、IronWolf Proが599.99ドル。

 BarraCuda ProはデスクトップワークステーションやDAS (Direct Attached Storage)向けの製品で、7200rpmの回転速度と250MB/秒のデータ転送速度、最大256MBのキャッシュメモリーなど、ビデオ編集や大容量ファイルのバックアップなど各種用途に適している。5年保証が付属し、価格は579.99ドル。

 SkyHawkは監視カメラ向け製品。14TBモデルならば9000時間以上のHD録画が可能。多数のネットワークカメラからの映像を同時録画し、画像解析や長期の保存を行なうなど、昨今の監視業務の要求に対応する。3年の保証付属し、価格は509.99ドル。

モジュール式エンタープライズシステム「Exos E 4U106」(左)はExos X14(右)を同梱する

 Exos X14はデータセンター用途のドライブで、ハイパースケールやクラウドストレージにおいて、大容量かつ省スペースを実現。ヘリウム充填ドライブのため、同等の空気充填ドライブよりも重量を10%削減しているという。モジュール式エンタープライズシステム「Exos E 4U106」では最大106台使用することで1.4PB(ペタバイト)まで拡張可能。Exos X14 14TBモデルの価格は614.99ドル。

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