サン電子は、独自開発のARスマートグラス「AceReal One」の開発者向けモデル「AceReal One Development Kit(AceReal One DK)」を発売する。発売は2018年9月下旬以降を予定しており、AceReal Oneを利用したアプリを開発予定の法人に100台を限定販売、その後2019年初旬に一般発売となる。販売参考価格は55万5000円(税別)。
「AceReal」はサン電子が開発するARグラス「AceReal One」、クラウド型業務支援アプリ「AceReal Apps」、そしてソフトウェア開発キット「AceReal SDK」を一体となって提供するサービス。産業用機器・設備のメンテナンスなど、屋内外での作業を支援するために設計されている。
今回限定販売されるARスマートグラスの「AceReal One」は産業用途に最適化されており、特に屋内外のフィールド作業に耐えられるようにデザインされているとのこと。IP54準拠の防塵・防滴規格に対応しており、産業用のヘルメットにも装着可能。外気温40度の環境でも動作し、視界を遮りにくい設計ととクリアレンズを採用している。